ブックマーク / blog.craftz.dog (12)

  • 個人開発を7年以上続けて分かった技術選択のコツ

    技術革新に適応しようとするイヌさんInkdropというMarkdownノートアプリを作り続けて7年になる。 お陰さまでその売上でずっと生活できている。 これまで個人開発でどう継続していくかについて「ユーザの退会理由をあれこれ考えない」とか「アプリの売上目標を立てるのをやめました」とか、ビジネス面あるいはメンタル面からいろいろ書いてきた。 今回は、技術面にフォーカスして、どう継続して開発していくかについてシェアしたい。 TL;DR最初はとにかく最速でリリースする事を最優先する迷ったら「ときめく方」を選べ程よいところで切り上げて開発を進める使っているモジュールがdeprecatedされるなんてザラだと覚悟する古いから悪いとは限らないシンプルにしていく老舗から継続の秘訣を学ぶ運ゲー要素は排除しきれない最初はとにかく最速でリリースする事を目標に技術選定する開発計画とビジネス計画は切っても切り離せな

    個人開発を7年以上続けて分かった技術選択のコツ
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    Foorier 2024/03/15
  • 月5ドルの自作サービスで最初の500人を集めるまでにやったこと

    顧客はいったん継続課金を開始すると、特に大きな問題に遭遇しない限り概ね何ヶ月も継続して利用する傾向があります。最近のチャーンレート(解約率)は2~3%で、驚くほど低いものでした。ターゲット層である開発者はこだわりが強いため、彼らは熱心に他のMarkdownエディタを何年もかけていろいろ試しています。そして僕のアプリを最終的に選択しました。だからそう簡単に他に移ったり辞めないのでしょう。ちょうど彼のように: Your application is a life changer. I’ve tried numerous markdown based applications over the years and I’m so pleased to finally find a keeper! Awesome work! — James Lilliott しかし彼らは常によりよいツールを探し求め

    月5ドルの自作サービスで最初の500人を集めるまでにやったこと
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    Foorier 2022/10/14
  • 個人アプリ作家の夢のデスク構成 (2020年末)

    会社を辞めて8年前にフリーランスとして自宅で働くようになってから、自分のデスクで毎日何時間も過ごすようになりました。 より高い生産性を得るために、これまで色々な作業環境の改善を積み重ねて来ました。 ただ生産性を上げるだけでなく、健康について気遣うことも大切です。 この動画では、より良い生産性と健康を実現するデスク環境作りの過程のスナップショットをみなさんに共有したいと思います。 こんにちは、個人アプリ作家のTAKUYAと申します。InkdropというMarkdownノートアプリを独りで作っています。 Software as a Serviceビジネスを成功させるにあたって、僕は独りでいろんな作業をこなしています。 プログラミングだけでなく、マーケティングのためのブログを書いたり、イラストを描いたり、ユーザサポートを提供したりなどなど。 そのため、集中の邪魔にならず、作業に没頭できる空間や道

    個人アプリ作家の夢のデスク構成 (2020年末)
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    Foorier 2020/12/25
  • 自作サービスがDDoS攻撃された話 - 週休7日で働きたい

    攻撃に立ち向かうイヌさんThe English version is available here. タイトル訂正: 「自作サービス『に』→『が』DDoS攻撃された話」「それはDDoSではない」という指摘に関して末尾に追記 (6/18)SaaSを開発していると当にいろんな事が起こります。それらは時に開発者に喜びや悲しみ、怒り、感謝、落胆や興奮をくれます。思い返してみれば結局はみんないい思い出になるものです。先週末に、拙作の小さなウェブサービスがDDoS攻撃を受けました。言わずもがな、悪い出来事です。稿ではこの事故がどんなものだったのか、どうやって対処したのかについてお話します。 どうもTAKUYAです。僕はInkdropというクロスプラットフォームなMarkdownノートアプリを独りで3年以上開発・運用しています。ユーザ数2万人以下のとてもニッチなSaaSで、僕はこのサービスで生計を立

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    Foorier 2020/06/16
  • 1人でデスクトップとモバイル両方で動いて同期するアプリをどうやって作ったか

    こんにちは、個人アプリ作家のTAKUYAです。InkdropというクロスプラットフォームなMarkdownノートアプリを1人で開発しています。このアプリはmacOSLinuxWindowsAndroid、iOSで動作します。ご存知かもしれませんが、この5プラットフォームにアプリを対応させるのは簡単ではありません。しかしながらパワフルなフレームワークを活用すれば、それも不可能ではありません。それらに頼るだけでなく、プロジェクトを持続可能に保つための開発戦略も必要となります。記事では、僕がこれまでどのようにして開発して来たのかシェアしたいと思います。 あなたは1人で開発しているのではないクロスプラットフォームなアプリの開発は、往々にして多くの予測不能かつ再現不能な問題を伴います。自分の環境では正しく動いていた機能が、他の環境では思うように動かない。例えば、最近僕もそういう問題を経験しま

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    Foorier
    Foorier 2019/08/18
  • tmuxとvimによる開発作業フロー (動画)

    どうもTAKUYAです。今回の動画では、僕は普段Inkdropをどのように開発しているのかを一部ご紹介したいと思います。あなたの開発ワークフロー改善の参考になれば幸いです。 以降は、動画内でご紹介した設定を掲載します。 tmuxの設定プリフィックスをC-tに変更set-option -g prefix C-tvimライクなペインの移動bind -r k select-pane -U bind -r j select-pane -D bind -r h select-pane -L bind -r l select-pane -R'ide'スクリプト#!/bin/bash tmux split-window -v -p 30 tmux split-window -h -p 66 tmux split-window -h -p 50vimの設定" Split window nmap ss :s

    tmuxとvimによる開発作業フロー (動画)
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    Foorier 2019/07/13
  • 30日間、開発をお休みします

    カタツムリのように働くEnglish version is here こんにちは、TAKUYAです。 数日前にInkdropの新しいモバイル版をリリースしました。今のところとても好評で嬉しい限りです。幸いなことに、Inkdropはここ一年ずっと成長し続けていて、以下のように決済回数が安定して増えています: そして先月の売上は26万円でした。やっと前職の給料を上回りました(笑) 東京で生活するには充分の利益です。このまま伸ばすことができれば、フリーランスも安心して辞められますね。 現在のロードマップも残すところあと一つとなりました。最後の項目は、タスクのプログレス表示機能です。モバイルアプリの再開発に比べたら簡単そうですね。新モバイル版に取り組んでいる間にデスクトップ版の機能要望が大量に溜まっています。次のロードマップにむけてそれらを整理して議論する必要があります。また、デスクトップ版も同じ

    30日間、開発をお休みします
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    Foorier 2018/06/06
    考え方がすごく好き
  • サイドハッスルのすゝめ — お金よりもやりがいを求める副業

    こんにちは、TAKUYAです。フリーランスやりながらMarkdownノートアプリを一人で作っていたら徐々に売上が伸びて、それだけでべていけそうな位になりました。毎日楽しい。 僕はこのプロジェクト副業ではなく「サイドハッスル(Side Hustle)」と呼んでいます(もうほとんど業ですが)。サイドハッスルとは、ただ単に時間を切り売りするものではなく、やりがいを主眼においたお金の稼ぎ方を指します。主に英語圏でよく使われています: A side hustle is a passion-driven product or service that you create and sell without leaving your day job. The benefits are multiple. It gives you the opportunity to grow through ex

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    Foorier
    Foorier 2018/06/05
  • スピードを捨てる: 成長期の個人開発アプリを頓挫させないための戦略

    MarkdownノートアプリのInkdropを一人で作っています。去年の頑張りのお陰で幸いにも月間20万を超える収益化に成功しました。アイデア出しから収益化までの道のりはこちらに書いた通りです。 さて、今後このサービスを継続して成長させていくためには、立ち上げ期とは少し異なる戦略が必要です。それは、課金してくださっている顧客を守る事です。なぜなら、ノートアプリの質は知見の管理だからです。長く使うほどその価値が発揮されます。なので、当初から事業の継続性は最重要視していますが、運用・保守面においてもより一層気を配らせていく必要があります。 稿では、個人開発における事業立ち上げ後の成熟化に向けた心構えや戦略について考えたことを書きたいと思います。 勢いに任せるのは限界がある立ち上げ当初はとにかく勢いを大事にしました。頻繁に新バージョンをリリースして、ブログを書いて、盛り上がりを演出しました。

    スピードを捨てる: 成長期の個人開発アプリを頓挫させないための戦略
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    Foorier 2018/02/01
  • 個人開発で得たスピード仕事術

    できる犬さんMarkdownエディタを一人で作りながらフリーランスをしています。今月(11月)の売上は18万円を超えました。順調に伸びていて嬉しい。毎日楽しいです。 個人開発はスピードが全てです。残業代もがんばった賞も出ないからです。一人何役もこなさないといけないので、作業のスイッチングコストが常につきまといます。設計してコードを書いてユーザサポートをしてマーケティングして・・。ましてや業などがあると、プロジェクト単位で脳を切り替える必要もあります。 プロになってから約8年、常に業と並行して何かしらの個人開発を続けて来ました。そして、このスイッチングコストをどうすれば最小限に抑えられるかという課題と向き合ってきました。自分で言うのも何ですがかなり速いと思います。例えば、先日ユーザさんから機能要望を受けたのですが、書き込みを見て2時間で対応してリリースしました。そしたらユーザさんが「速す

    個人開発で得たスピード仕事術
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    Foorier 2017/12/02
  • Markdownエディタを作って月15万円稼ぐためにやったこと — Inkdrop

    自分でもびっくりしてるいぬさん僕はフリーランスをしながら脱受託を目指してアプリを作って生活しています。だいたい1年のうち7割ぐらいをアプリ作りの時間に充てています。稿では、Inkdropというマルチプラットフォーム対応のMarkdownエディタを一人で開発して月15万円の売上を達成するまでにやった事を包み隠さずにシェアしたいと思います。 Inkdropの月間売上の推移やったこと概要毎日感じるちょっとした問題を見つける自分自身がこれだ!と思えるまでプロトタイプを作るプライベートβ期間でヘビーユーザを作る継続性を重視して価格をつける決済処理はStripeで楽に実装する良いランディングページを作るユーザサポートを最優先にする自分の得た知見を惜しまずブログに書くクオリティで勝負する批判を全て無視する毎日感じるちょっとした問題を見つける僕は別に特別でもなんでもありません。人は意外と同じ事を感じたり

    Markdownエディタを作って月15万円稼ぐためにやったこと — Inkdrop
    Foorier
    Foorier 2017/09/26
    “毎日感じるちょっとした問題を見つける”大事
  • MarkdownノートアプリInkdropで家賃の半分が賄えるようになりました

    4月にInkdropの総売上が10万円を超えた報告をしてから、久々の売上報告です。Inkdropはクローズドソースですが、プロジェクトで得た知見は惜しみなくオープンにしていくつもりです。どんどんやり方パクってください。もし質問などあればコメント欄やTwitterにて受け付けます。 TL;DR驚きの解約率の低さ注文の多い少数派を相手にしすぎないブログを始めたら日のユーザが増えた1000人のユーザが1人をわせるモデルを確立したいInkdropMarkdown好きのためのノートアプリ既にInkdropについてご存知の方は読み飛ばして下さい。 Inkdropはマルチプラットフォームで動作するノートアプリです。今のところmacOSWindows、Ubuntu、iPhoneAndroidに対応しています。 日々の作業記録や議事録、コードスニペットからブログの下書きまで、技術的な事柄を構文ハイ

    MarkdownノートアプリInkdropで家賃の半分が賄えるようになりました
    Foorier
    Foorier 2017/07/06
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