一般に「ガムテープ」と呼んでいるのは、表面に光沢がある紙製のテープか、布製の手で真直ぐ切れるテープを指すことが多いと思いますが、正しくはどちらもガムテープではありません。 前者は「クラフト粘着テープ」、後者は「布粘着テープ」と呼ぶのが正しいのです。 では、本当の「ガムテープ」とは、どんなものかと言いますと、「クラフト粘着テープ」の様にクラフト紙(茶色の紙)をベースに、水溶性の糊材を塗って乾燥させたテープの事を言います。切手のようなものと言ったら、想像しやすいと思います。 使用する際に、再び水分を与え、糊材を活性化させて使用します。 そのため一般には、専用のガムテープディスペンサーを使用して、水(または温水)をつけ、定尺にカットして使用します。 特徴として、剥離(ハクリ)のための表面処理を行っていないので、 1.重ね貼りができる 2.ノンスリップ性がある 3.字が書ける(水溶性イン