自衛隊が若い世代向けの情報発信を強めている。4月27、28日に幕張メッセ(千葉市)で開催された大規模イベント「ニコニコ超会議2」。数ある参加企業・団体のなかでも自衛隊ブースは異彩を放ち、「変わる自衛隊広報」を象徴していた。今年は陸海空から30人以上の現役自衛官も参加し、ブース中央には民間イベントでは初披露となる最新鋭の「10式」戦車を展示。イベントには三菱重工業などの納入メーカーも参加し、初めて公の場で戦車などについて語った。その狙いとは。
2013年4月27日、28日の2日間、千葉・幕張メッセで開催されたニコニコ超会議2。「ニコニコ動画のすべて(だいたい)を地上に再現する」ことを命題に、多くの企画が展開された。中でも来場者を集めていたのが「自衛隊」ブースだ。ブースの真ん中には、陸上自衛隊が誇る最新式戦車「10式戦車」(ひとまるしきせんしゃ、関連記事:最新鋭「ヒトマル式戦車」に乗ってきた)を展示。昨年に続き2度目の出展となる陸上自衛隊に加え、今年は海上自衛隊、航空自衛隊も参加した。 この記事では、盛り上がったブースの様子を紹介。さらに記事の後半では、ニコニコ超会議2開催前日の深夜、幕張メッセで展開された“10式戦車搬入作戦”をレポートする。 コスプレやトークショーが盛況 自衛隊ブースで目を引いたのは、なんといっても10式戦車だ。自衛隊は近年、自衛隊の活動をより多くの人に知ってもらうために積極的に情報を発信している。その一環で、
ホール4の自衛隊・在日米陸軍ブースは“超2525中隊”を結成し、ニコニコ超会議2の来場者すべてを笑顔にする作戦“Operation Nico×Nico”を発令。民間イベントで初披露となる最新鋭戦車『10式(ひとまるしき)戦車』を中心とした自衛隊・在日米陸軍ならではの迫力ある展示と、意外な一面(?)で来場者を大いに賑わせた。 ●大迫力! 超ハイテクタンク『10式戦車』を展示 これが純国産の最新鋭戦車『10式戦車』だぁー! 陸自の4代目となる戦車で、C4I(指揮・統制・通信・コンピュータ・情報)機能や主砲の自動追尾機能を搭載したハイテク戦車。単体でみると大きく感じますが、これでも前モデルの90式戦車より小型軽量化されています。
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