【西山秀二氏の眼】阪神・大竹は開幕ローテ入りメド立った 真っすぐのキレ不足も「2週間もあれば」 拡大 「オープン戦、中日4-3阪神」(16日、バンテリンドーム) 阪神が2019年以来となるオープン戦10敗目を喫した。先発した大竹耕太郎投手(28)は5回5安打2失点。デイリースポーツ評論家の西山秀二氏(56)は「十分に先発として投げられるレベル」と投球内容を評価した。 ◇ ◇ 大竹は開幕ローテ入りにメドが立ったんじゃないかな。オープン戦2度目の登板で、今年最長の5回85球を投げられたことが一番の収穫。現段階からのステップアップを見越し、開幕までの時間を考えれば、十分に先発として投げられるレベルにはあると思う。 ただ、12勝を挙げた昨年と比べれば、まだ真っすぐのキレがない。だから、変化球に中日の打者が対応できていたというポイントがある。それでも、二回の辻本、四回の鵜飼と内角直球で見逃し三振を