デジカメとうまく付き合うために デジカメは銀塩カメラと違いメモリカードに撮影した画像を保存する。画像をPCで管理し、必要なものだけ選んでプリントアウトできるので、フィルム代や印刷代を気にせず何枚でも撮れるのが大きなメリットだ。液晶画面ですぐに結果も分かるので、その場で試行錯誤しながら撮影もできる。そのため、これまで解説してきたようなテクニックをいろいろと試しながら撮影できるので、テクニックを身につけやすいのだ。 いいことずくめに見えるデジカメだが欠点もある。よく言われるのが「ダイナミックレンジが狭い」というものだ。ダイナミックレンジそのものは信号の再現能力を指す言葉だが、写真を含む映像の世界においては白飛びせず、黒つぶれしないギリギリまでの範囲をダイナミックレンジと呼ぶ。 この範囲がフィルムを使う場合に比べて狭いのがデジカメの弱点といわれる。そもそもダイナミックレンジが本当に狭いのか、狭い