製品開発・設計部門を主対象とした生産性向上のための業務改善手法。日本能率協会グループが東京工業大学との共同研究で90年代初めに開発した。 改善提案を募っても暇な人がやるものだと現場が思っていたりと、改善活動を軌道に乗せるには風土改革が必要なことは少なくありません。 こうした課題を乗り越えるために開発された業務改善手法の1つが1990年代初めから普及が始まった「技術KI計画」です。日本能率協会(JMA)グループが東京工業大学との共同研究により開発しました。もともとはホワイトカラーの生産性を高める手法を研究していたのですが、途中から、製品の開発・設計を担うエンジニアリング部門の生産性向上にテーマを絞りました。JMAグループはこれまで450社以上に技術KI計画を指導し、プロジェクト型業務であるチーム営業やシステム開発などでも成果が上がるとしています。 効果◆意識共有を進める 技術KI計画の基本コ
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