2007年11月上旬にリリースが予定されている次期Fedora「Fedora 8」だが、同バージョンで実現する機能としてすでに20を越える項目が提案されている。今後のLinuxデスクトップの姿を予想するうえで興味深いリストなので主な項目をここで紹介しておきたい。 システム起動処理の改善 - ブートローダからグラフィカルログイン画面までの起動処理を改善し、より高速に起動できるようにするほか、表示レベルもさらにプロフェッショナルなレベルへと改善する KDE 4の導入 - KDE 4のリリースが2007年10月23日に予定されていることから、Fedora 8に同バージョンを搭載。ただし、KDE 4のリリースが遅れた場合には次のFedoraまで持ち越し GnomeパネルのかわりにBig Boardを導入 - 従来のデスクトップ機能は保持しつつ、さらにオンラインデスクトップを実現するためにBig B