南アフリカから新たな新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異体(variant)が報告され、その流行状況と性質の変化に懸念される部分が多いことから、WHO は、2021年11月26日にこの新たな変異ウイルス(B.1.1.529)に「オミクロン」(o)というラベル付けをし「懸念される変異体(Variant of Concern)」に分類しました(ステートメント、最新情報ページもだしています)。 ちなみに命名は 2文字飛ばしていますが、どのように名前が選ばれたかは NYT の記事が詳しいです。 2021年12月14日現在までにわかっていることをまとめます。 変異ウイルスオミクロン オミクロン変異体(変異株という用語は間違いです。 strain=「株」、ではなくvariant=「変異体」です)は南アフリカの伝染病研究所が2021年11月22日に新たに発見したものです。 実際には2021年