タグ

2010年9月26日のブックマーク (3件)

  • 小川さん - あざけり先生、台風きどり

    小川さんの奥さんが妊娠した。当然、周りの人たちはお祝いを述べる。それに答えてお礼の言葉を返すのが普通だが、小川さんはちょっと違って、「危険物乙4種に合格した方がうれしかった」「これからおこづかいはどうなるのだろう」といった言葉を、なんの悪気もなしに言い放つ。そんな小川さんだが奥さんのことはとてもかわいいと思っている。「奥さん、どんな人?」と質問を受けると、「南国育ちで(沖の伊良部島)かわいいですよ」とクールに答える。奥さんのことを訊ねられて、クールに「かわいいですよ」と答えられるというのは見習うべきだと思う。そんな奥さんは妊娠してからつわりがひどい。「猿みたいですよ」と小川さんは言う。「猿みたいな格好で、こう、ゲー・ゲー」その身振りを真似しながら語る。非常に滑稽である。全く奥さんのことを馬鹿にしていないにも関わらず、話をしている人がぎょっとするようなことを口にする。それが小川さんである。

    Geheimagent
    Geheimagent 2010/09/26
    久しぶりに更新頻度をあげてきている。
  • たけみた先生の翻訳によるルーマン『新しい上司』を読んだよ! - sekibang 1.0

    新しい上司:イントロ - たけみたの脱社会学日記 新しい上司:第一節 - たけみたの脱社会学日記 新しい上司:第二節 - たけみたの脱社会学日記 新しい上司:第三節 - たけみたの脱社会学日記 id:takemitaさんによるルーマン私訳シリーズより1962年の『新しい上司』が公開されています。『行政学における機能概念』についての感想*1のときにもチラッと書きましたが、『新しい上司』は具体的な事例について記述がおこなわれているとても取っ付きやすい論文で「ルーマンって、こんな議論もしていたんだなあ」というのが驚きでした。最初の問題提起としては「人事異動で新しい上司がやってくると、組織の生産性が一時的に落ちたりするよね。でも、それってなんでだろう?」なんていうのが掲げられていて、スッと入り込める感じ(なにせ、会社員だから自分の例と照らし合わせることができるしね)。 社会にはいろんな役割があって

    たけみた先生の翻訳によるルーマン『新しい上司』を読んだよ! - sekibang 1.0
    Geheimagent
    Geheimagent 2010/09/26
    フミコさんこそ読むべき論文だよ!笑
  • 新しい上司:第三節 - たけみたの脱社会学日記

    ルーマン私訳一覧へ戻る Niklas Luhmann, Der neue Chef, Verwaltungsarchiv 53 (1962), S. 11-24 イントロ |第一節 |第二節 |第三節 第三節 もちろん、前節で論じたもの以外にも、たとえば、組織内で意見が統一されているか、それとも分裂しているか、とか、組織の各成員が、組織に参加することによってどんな利益をどの程度得ているのか、特に、給料さえもらえれば仕事の内容は問わないという人と、組織の意思決定に積極的に関わっていこうとする人が、それぞれどのくらいずついるのか、とか、その組織の内部で指導者というものがどのくらい必要なのか、とか、外圧にどのくらい強いのか、とか、意思決定のルーティン化がどのくらい進んでいるのか、といったことが、新任上司の直面する状況の決定要因としては考えられる。 そういう要因をもっと挙げていけば、問題はもっと細

    新しい上司:第三節 - たけみたの脱社会学日記
    Geheimagent
    Geheimagent 2010/09/26
    読んだら感想を書く。