※趣旨文に書くべきことのメモ: ルーマンについては、これまで オートポイエーシスがどうの、コミュニケーションの定義がどうの、ダブルコンティンジェンシーの規定がどうの、といった 実質的な社会学的分析には ほとんど関係のない、比較的 どうでもいい論点に議論がフォーカスされてきた恨みがあります が、せっかく主著シリーズがほとんど訳され、プロジェクトの全貌が見渡せるようになってきたわけなので、なるべくはやいとこ実質的な議論ができるようになりたいものです。 なので今回の合評会では、そちらの方向で企画をたてましょう。 別言すると「政治学・政治思想の教養がふつうにある人で、かつ、これまでルーマンにほとんど関心を持ってくれなかった人たちに、どうやったら買って・読んでもらえるか」を考えましょう。 ということで、この課題に取り組む準備として、 比較的長いこと(しかしやや距離をもって)ルーマンに付き合ってきた方