最新の調査から、自殺の背景にあるうつ病とアルコールの存在が明らかになってきました。 WHOの自殺対策に関するガイドラインでは、自殺に関連する精神障害としてアルコール依存症とうつ病が同等に扱われています。 アルコール・うつ・自殺は「死のトライアングル」とも言われます。これら3つの関係についてまとめました。 コンテンツ監修:松本俊彦 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 部長 知っておきたいポイント アルコールはうつ病にどのように作用するのか、なぜうつ病の人にとってアルコールはタブーなのか、一見つながりにくい2つの症状の関係を見ていきます。 なぜ「うつ」の人はアルコールを飲もうとするのか? 「うつ」の治療を受けているなら、飲酒はタブー! なぜアルコール依存症者は「うつ」になるのか? アルコール・うつ・自殺……「死のトライアングル」 調査/データ 国立