建築界で最も権威があるとされ、建築界のノーベル賞とも呼ばれるプリツカー賞の授賞式が、天皇皇后両陛下も出席されて、東京の迎賓館で行われ、スペインの建築家グループに賞が手渡されました。 ことしは、スペインの建築家グループ「RCRアーキテクツ」のラファエル・アランダさんと、カルメ・ピジェムさん、ラモン・ヴィラルタさんの3人が選ばれ、20日に東京・港区の迎賓館で、天皇皇后両陛下も出席されて、授賞式が行われました。 式では、賞を主催する財団のトム・プリツカー会長から3人にメダルが贈られ、受賞者を代表してカルメ・ピジェムさんが「人生最良の決断は、3人で建築を志そうと決めたことです」などと、あいさつしました。 3人はスペイン北部のカタルーニャ地方に拠点を置き、スペイン国内を中心に公共建築や住宅などを設計しています。それぞれの地域の歴史や気候、文化などを建物のレイアウトに生かすとともに、リサイクルされた鉄