建築設計などを手がける屋根裏株式会社(大阪府泉大津市)は10月2日、「車のような建築」をコンセプトに開発した、動いて変形するプロダクト建築「Archipelago(アーキペラゴ)」が完成したと発表した。ユニットを移動させて自由に増築・減築でき、家族の増減など様々な暮らしに合わせた住生活を実現する。組み合わせて使える建築物同製品は、約6メートル×2.4メートル(8.5畳)を1ユニットとし、プロダクト化した重量鉄骨造の建築物。建築家がデザインした。いろいろな用途に使える居室タイプ(商品名:ico)や、キッチン等の設備が設置されている水回りタイプ(商品名:sanita)など幅広く展開する。(1ユニット298万円から販売)1ユニットから利用できるほか、組み合わせて大小様々な建築物を作ることも可能。断熱性・遮音性にも配慮し、かつ建築物として確認申請の取得および住宅ローンの適用も可能だという。 ライフ