■コンストラクション・マネジメントコース ・時代が求めるCM 犬飼 或男(株式会社山下ピー・エム・コンサルタンツ取締役) 嘉納 成男(早稲田大学理工学部教授)
最近の世界経済の大混乱で、市場の万能性を説いてきた経済学の旗色がよくない。デリヴァティヴ(金融派生商品)の価格の理論で昨年のノーベル経済学賞を受賞したショールズらが自らヘッジ・ファンドの経営にかかわって巨額の損失を出したことは、その象徴だろう。そもそも、かれらの理論は、今年の京都賞を受賞した伊藤清の確率解析の簡単な応用に過ぎず、ノーベル賞に値する独創性をもっていたわけではないのだ。いずれにせよ、昨年への反省からか、今年のノーベル経済学賞は、母国インドの現実をも踏まえつつ「所得分配の不平等にかかわる理論や貧困と飢餓に関する研究」に多大の貢献を行ってきたセンに与えられた。もっとも、センをたんに地に足のついた「社会派」と誤解してはいけない。彼は、社会的選択理論などの高度に論理的な研究を展開する一方で、社会の現実を見つめているのだ。 実際、市場を絶対視するだけが経済学なのではない。政府の役割を強調
■M2シリーズも第四弾となった。お読みいただければ分かるように、今回収録分の期間内に、2005年9月の総選挙における小泉自民党大勝や、10月下旬のBSE関連の政治的決定(全頭検査解除、月齢20ヶ月以下輸入解禁)など、極めて重大なエポックが含まれる。 ■後書きの場を借りて、本書の理解を支援すべく若干の補注を試みる。結論を言えば、我々は「自らの不安を鎮めたいがゆえの選択が、不安をむしろ増大させる」「自らの幸せを追求したいがゆえの選択が、自らの不幸をむしろ増大させる」という罠に完全に陥っている。 ■背景にある歴史的事象と、前景にある現今的事象を、順次説明したい。背景にあるのは、通念的な右翼左翼図式の無効化だ。これ自体クリシェとして頻繁に語られるものの、事態の歴史的背景と意味が十分に理解されているとは言い難い。ここにも実は大きな罠がある。 ■仲正昌樹が述べるように(『毎日新聞』10月17日号)旧来
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