ゆとりのある「スローな葬儀にしませんか」??これまでの葬儀の概念を変え、過剰な演出や出費を抑えた新たな葬儀スタイルを提案する新拠点が10月31日、青山・骨董通り近くの一角にオープンした。 「ディグニティ青山」(港区南青山6、TEL 03-5766-0012)は、ギャラリーを思わせるフローリングの落ち着いた空間で「ゆっくりとした葬儀」「女性のための葬儀」などオリジナルの葬儀企画に対応するプランニング専用ラウンジ。12月には併設する地下1階にギャラリーを開設し、アーティストやクリエーターによる「いのちの尊厳」発信にも注力していく。 施設は、長野県南信エリアで80年にわたり葬儀関連事業などを手がけてきた「いとう」(長野県飯田市)の子会社で、今年4月に設立された新会社「ディグニティ」(渋谷区恵比寿1)が直営1号店として開いたもの。伊藤茂雄社長を含む首脳陣3人はMBA取得者で、7月には全国の葬儀社7
渋谷パルコ・パート2(渋谷区宇田川町)に3フロアを構える大型家具雑貨店「Francfranc DESIGN FOR LIFE(フランフラン デザインフォーライフ)渋谷パルコ店」(TEL 03-3477-8848)が年内の営業をもって閉店する。 同店は、家具雑貨販売のバルス(神南1、当時は福井県が本社)が自社業態「フランフラン」初の首都圏進出店舗として1999年9月にオープン。2フロアで当時最大規模のフロア面積を誇るなどパート2の「顔」となり認知を広げた。店舗はその後、2002年から段階的に行われた渋谷パルコの大規模再編や、中心顧客の成熟などを背景に、売り場編成、MDを刷新。地下フロア部分も増床するなど規模も広げた。 今年3月にはパルコ・パート2の大規模改変に伴い、出店フロアを現行の2~4階(3フロア)に変更。設計担当にインテリアデザイナーの森田恭通さんを迎え大規模なリニューアルを行ったばか
飲食店経営・プロデュースなどを手がける際コーポレーション(目黒区)は11月23日、外苑前駅近くにイタリアンの新店「フィレンツェ・サンタマリア」(港区南青山4、TEL 03-5772-8085)をオープンした。 同店はイタリア・フィレンツェ帰りの若手シェフ、太田眞矢シェフの「顔が見える」トラットリア。同シェフは日本で経験を積んだ後、2000年にイタリアへ渡りフィレンツェのレストランで修行。店名はその際に務めたレストランのあった街「サンタマリア」から名付けた。 際コーポレーションは今年に入り、3年前に開業した有楽町「スコルピオーネ スタツィオーネ」をリニューアルオープン、9月には神田に「カルネ・ カルネヴァーレ」を新規出店するなどイタリアン業態に注力。各店ともにシェフやスタイルで店舗ごとにコンセプトを変えている。 新店舗「フィレンツェ・サンタマリア」は、駅から徒歩5分の外苑西通りに位置しながら
渋谷センター街を練り歩く「シブカサ」メンバーの学生グループ(写真)。レインボーカラーの衣装でプロジェクトをアピールした 日本洋傘振興会によれば、日本の傘消費量は年間約1億2,000万本と世界一。うち約6,000万本に上ると言われるビニール傘を有効活用することで「渋谷をちょっとイイ街にしよう」との思いから始まったのが、同プロジェクト。都内の大学生グループで組織する学生社会企業プロジェクト「SOL」が企画した。 プロジェクトは、渋谷エリアの協力店舗に「シブカサ」を置き、傘を返却すると地域通貨「アースデイマネー」がもらえる仕組み。傘1本の返却につき配布されるアースデイマネー「50r」(50円相当)は、参加店舗などで割引サービスなどに利用できる。廃棄の対象となっていたビニール傘のゴミ問題を解決し、地域通貨を通じて社会貢にも参加できる「まちづくり型」エコプロジェクトとして、渋谷を訪れる若者や買い物客
インターネット上の3D仮想世界「セカンドライフ」の対抗馬として日本発の3Dバーチャルコミュニティー「meet-me(ミート・ミー)」α版の公開を控えるネットベンチャーの「ココア」(渋谷区渋谷3)は12月3日、伊藤忠商事(港区北青山2)、フジテレビジョン(港区)、スクウェア・エニックス(代々木3)など計7社を割当先とする第三者割当増資を実施したことを明らかにした。 ミート・ミーは、トランスコスモス(渋谷区渋谷3)とフロム・ソフトウェア(笹塚2)、産業経済新聞社(千代田区)の3社が今年3月に設立したココアの主幹事業。カーナビと同等のデジタル地図をもとに東京を再現するほか、ユーザーはセカンドライフなどと同様にデジタルボディー(アバター)で仮想世界上を巡回、ゲームやショッピングなどが楽しめるという。 特徴は、初心者も「受け身」で利用できる仕掛けの数々や、海外からの評価も高い国内のアニメーション・映
報道カメラマン、ロバート・キャパらの手によって1947年に設立、「フォトジャーナリズムの独立」を掲げ多くの著名写真家を輩出してきた「マグナム・フォト」のドキュメンタリーが12月1日より、東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス内、TEL 03-3280-0099)で単館上映されている。配給はナウオンメディア(渋谷区神宮前6)。 紛争や事件など世界で起きる「決定的瞬間」を最前線で取材し、写真に収めてきたマグナム・フォト。半世紀以上にわたる活動の中で、独立系の報道写真家集団としてはほかに類を見ない写真家ネットワークを世界中で作り上げてきた。創立60周年を祝う今年、ベルリン映画祭会場では、展覧会やパネル・ディスカッション、ドキュメンタリー映像などを集めた特別プログラムを実施。プログラムはすでに世界6カ所を巡回しているという。 現在、東京都写真美術館で公開中の作品は、同プログラムでも公開されたドキ
CISCO大阪店 November 14, 2007 12月で閉店。大阪時代から、それこそ鰻谷のパルコにあった時からお世話になってた店やから、聞かされたときはびっくりした。 想像もしてへんことやったから、聞かされたときはショックやったんやけど、今でも大阪に行った時はレコードを買ったりしてて、あそこではいろんな人と会うたし、いろんな事でたくさん世話になったところやから無くなるのはさびしい。僕以外でも何かしら世話になった人はたくさんいるはずで、みんなショックなんやないかな。 レコードを買ううえでも、実際シスコでレコードを買ってる人はたくさんいると思うし、大阪のCISCOは一店舗でいろんなジャンルのレコードがまとめて買えるっていう、東京には無い僕らDJからしたらいろんな音楽をまとめて聞ける贅沢な、有り難いレコード屋やったから、担ってた役割は大きかったと思う。 大阪のバイヤー、僕はテクノとハウスし
大学生の読解力の低下が問題視されているという。2003年のOECD「生徒の学習到達度調査」によれば、高校1年生の読解力が、国際的に見て平均程度しかなかったそうだ。そして調査当時の高校生は今、大学で学ぶ年齢になっている。 ●『考えるヒント』の難解さ ずいぶん昔の話で恐縮だが、ぼくが高校生の頃に悩まされた代表的な作家が小林秀雄だった。現代国語の試験に頻繁に登場する『考えるヒント』からの引用出題は、その難解さに閉口したものだ。 このコラムを書くために、書店で文庫本を探したら、まだちゃんと売っていたので買ってきた。そして、その『考えるヒント』(2004年文春文庫)をパラパラとめくってみると、難しいどころかとても明確だ。どうして、この文章に悩まされたのか、今から思うと不思議な感じがする。 よくよく考えてみると、難解な文章というのは下手な文章でもあるのかもしれない。文章は本来、人に読んでもらうために書
あまり結婚願望はないんですが、そんなふうに思うようになったのです。 会社で仕事をしていればいろんな人に出会います。 ブサイクユニークなお顔の方もいれば、 鉄道大好きのオタクさんだとか、 ネガティブなことをブツブツと言い、あまりコミュニケーション能力が高いとは言えない人とか、 大声で低俗な話ばかりする仕事をしていないような上司とか。 決して見下しているわけではなく、 同僚なり、取引先として付き合う分には、普通に友人になれると思うんですが、 たとえば自分が女性だとして、 彼らに恋愛感情を持つかというと、「それはないかなぁ」と思ってしまうのです。 「自分は」ね。 でも結婚している でも、その人達みんなが結婚しているのです。 つまりその人のことを「好きだ」という女の人がいるわけです。 や、 「恋人がいる」というのなら、なんとなくわかるんだけど「結婚」している。 その人と、一緒にいたい/いてもいいと
ドットインストール代表のライフハックブログ
ケインズは、疑いもなく20世紀のもっとも重要な経済学者だが、現在の経済学界では、その影響はマクロ経済学の入門書以外にはほとんど残っていない。学部でIS−LM図式などを勉強した学生は、大学院ではそれがもう過去の理論だと教えられ、まったく別の「新しい古典派」理論を学ぶ。そこには、非自発的失業も名目賃金の硬直性もない。 しかしケインズの『一般理論』(ウェブで全文が読める)を読んだ人は、ここからどうやってIS-LMが出てきたのか不思議に思うだろう。その翌年、いろいろな批判に答えてケインズが『一般理論』のエッセンスを15ページにまとめた論文では、彼は一貫して不確実性こそ自分の理論のコアであることを強調し、均衡理論的な解釈を拒否している。 投資水準は資金需給の均衡ではなく、予測不可能な未来についての投資家の心理で決まるので、それが完全雇用を実現する保証はない。他方、その資金をもつ資産家は、不確実性
で、仙台で遊んできた。 その際にリッチモンドホテル(旧ロイネットホテル。少し高めのビジネスホテル)に泊まったら、なんと新春に山形駅近くでもオープンするらしい。 「ええ!」と驚きましたね。来年には同じくビジネスホテルチェーンのコンフォートホテルもオープンするというのに。 山形駅周辺では激烈なホテル戦争が繰り広げられている。メトロポリタン、国際ホテル、ホテルキャッスル、ワシントンといった古株のシティホテル。それに東横イン、ルートイン、スーパーホテルといったビジネスホテルのチェーン店。さらに山形で独自に経営しているビジネスホテルもごろごろしている。ここ10年で急激に増えた。 なぜこんなにホテルがあるんだろうと不思議に思っていた。そしてさらにまた2つも開店予定である。正直なところ、ドキュメンタリー映画祭をやっているときはきれいに埋まるが、山形自体はさほど観光資源のある土地ではない。温泉はいっぱいあ
イギリス海兵隊の艦隊に随行して来日したJ.M.W. Silverが、1864年から1865年にかけてまとめた江戸時代当時の日本における冠婚葬祭や端午の節句、切腹、入浴、お墓参りなどなどを描いた「Sketches of Japanese manners and customs」という1867年にロンドンで出版された貴重書があり、今でもAmazonではペーパーバック版が1万5000円もするというレベル。 そんな貴重書が同志社大学の「貴重書デジタル・アーカイブ」にて公開されており、ネット経由で誰でも無料で全ページ閲覧できるようになっています。一般的によく知られている27枚の彩色画を収録した第1巻だけでなく、第5巻まで公開されており、かなり太っ腹です。 閲覧は以下から。 第1巻 第2巻 第3巻 第4巻 第5巻 九州大学デジタルアーカイブのページにはもうちょっと色が鮮やかなバージョンが公開されていま
多分、ちょっとグーグルで検索すれば、あるいは書店に足を運べば、本書の解説は幾千も見つかるに違いない。いや、解説などを読むよりも、以下の私の拙い書評を読むよりも、本書を直接読んでしまった方が有意義であろう。それでも、自分がなににどう感動したかを書きたい。書きたくてたまらない。 まず、本書の日下公人の解説で山本七平が4つの世界を持っていたという話に感動した。 ・日本人及び日本社会論の書き手としての世界 ・日本陸軍物語の語り手としての世界 ・聖書の専門家としての世界 ・山本書店店主としての世界 どれをとっても超一流の切れ味を持つ山本七平に比べることすらおこがましいが、以前から「修身済家治国平天下」という言葉を生き方の縦糸だと信じてきた私にとって、山本の4つの世界の発見は実に意味深い。特にいまこの時機にこのことと出会えたというのは実に稀有だ。いまの自分を肯定されたように感じる。 ちなみに、本来儒教
遅ればせながら、先週水曜日に神戸で行われたラビア・カーディルさんの講演会について思ったことを書いてみたい。すぐに書くことができなかったのは、ウイグルの問題を含め、中国の民族問題について考えることの難しさを改めてかみ締めていたからである。ちなみに、講演会の模様がどんなのようなものだったか、いくつかネット上に出ているが、この東京公演のレポートが詳しいと思うのでそちらをご参照ください。 続きを読む この問題を考えていくときに、導きになりそうな本というとやはりこの名著が真っ先に思い浮かぶ。 人権、国家、文明―普遍主義的人権観から文際的人権観へ 作者: 大沼保昭出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1998/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (5件) を見る たとえば、アジア諸国の指導者はしばしば自らの文化や社会の特殊性や独自性を根拠に、欧米の人権外交を批判す
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く