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ブックマーク / hongokucho.exblog.jp (7)

  • 「リチャード・クー」から「Richard Koo」へ=世界的なデビュー | 本石町日記

    リチャード・クー氏の引用が目立ってきた感じである。日人しか分からなかった「バランスシート不況」が世界で体感されてきたからだろう。世界的なデビューといった感じでしょうか。 まずPaul Kedrosky氏がこちらで取り上げ、「Good recent slide deck from Nomura's Richard Koo on what he calls "balance sheet" recessions」と紹介。これをクルーグマン教授が取り上げている。 それからfinantial Ninja氏が「The Age of Balance Sheet Recessions」でクー氏の野村証券リポートをばっちり紹介しておりました。 みなさん、クー氏の分析がしっくり来るようである。

    Gen
    Gen 2009/04/09
  • みなさんもそう思うのですね=ソシエテの巨額損失&FRB | 本石町日記

    仏大手銀行ソシエテ・ゼネラルの巨額損失のニュースが出たのは、昨日午後の遅い時間であった。このニュースに接したときの最初の印象は「たった一人のトレーダーでこんだけのロスが出せるのか?」であった。当に一人でロスが出せたのなら「リスク管理は一体どうなっていたのか?」という疑問も湧いた。マーケット関係者の第一印象も似たものではなかったと思う。 一般的に巨大なポジションを張って、どでかいロスが生じていると、その取引のカウンターパーティは何らかの異変を感じ取るものであろうと思う。これは関係市場にはある程度伝わるもので、当該商品が上場物だったりすれば、建て玉などから異常なポジションの存在がにじむようことがある。住友商事やベアリングズ、大和銀行などの損失事件でも異変は指摘されていたと記憶する。 今日、あるディーラーと話していたら、「ソシエテは公表前にポジションをクローズしており、それが最近の株価急落の一

  • 両建てオペのメカニズム=簡単ながら解説を | 本石町日記

    通りすがり@USAさんより、両建てオペのメカニズムについて解説の依頼がありました。「資金供給総額」の報道に関するエントリー内容にも関連することなので、簡単ながら書いてみます。 まず、欧米各国の中銀は年末越えの長めの資金を大量に供給しているが、金融政策は変更してない。政策金利は一定のままだ。大量供給をオペ担当者への指令として噛み砕くと、「年末に資金需要が増大するけど、大量供給して金利が急騰しないようにしてね」となる。さらに言わずもがなの指令として、「資金需要が増大しない時は金利を安定させる」というものがくっ付いている。 さて、「資金供給総額」のエントリーで触れたように、ある時期(年末)の資金需要が極めて強いとき、中央銀行はその需要を満たす資金供給オペを早めに行っていく。直前まで何もしないと、銀行は不安になり、ますます資金確保に突っ走るリスクがあるため、まあ早めにやるわけです。 話を簡単にする

  • 「資金供給総額」という報道の意味は… | 本石町日記

    下のエントリーで「金融調節」に触れたついでのネタです。中央銀行が金融調節で大量に資金を供給する場合、その「供給総額」が記事になる場合が多い。例えば、「ニューヨーク連銀の資金供給は総額…百億ドル」とかいうニュースである。この「総額」は、供給量を足していく計算として間違ってはいないが、それはマーケット的に何か意味があるのか、と言えば、何もない。強いて言えば、マーケット的にほとんど意味のない計算(単純な足し算)をやってくれている、であろうか。 「供給総額」と聞くと、その金額がマーケットに放出されて、お金がじゃぶじゃぶになった印象を与えるが、実はそうではない。分かりやすい例として、「銀行券」と「財政等要因」による資金需給が中立だとし、銀行の予備的な資金需要が通常よりも1兆円多い状態が続いたとしよう。この期間が1ヶ月続いたとする。1兆円を期間1カ月のオペで打ち込めば1回で供給は終わりである。 では、

  • 日銀短観、格差拡大でしたね=証券業が凄まじい… | 本石町日記

    日は日銀短観でした。既に夕刊では概略が伝えられているが、特徴は①若干の悪化が見込まれた大企業・製造業の業況判断DIは前回比横ばい(→ポジティブサプライズ)②一方で中小企業は悪化し、(大企業との)格差拡大が鮮明-でありましょうか。債券&金先市場は大企業DIのヘッドラインに若干売りで反応した程度。終わってみれば期初の買い?に反発(金利は低下)でした。まあ、利上げ観測が強まるほどの内容ではない、ということだろう。 もちろん、調査時期(8月末から9月下旬)にマーケットが混乱していたことを考慮すれば、大企業のDIが悪化しなかったのは上出来と解釈されるが、裾野の広い中小企業の悪化は不安要因である。この状態で利上げしていくと格差拡大を助長していく形にもなるので、個人的には日銀は当面様子見になる、と予想する。もっとも、日銀は現行金利水準が長期に続くとの期待が定着するのは避けたいようなので、正常化のファイ

  • 改革の象徴、「子供用レーン」に隔離決定=お知らせあり | 本石町日記

    まずは、お知らせから。下のエントリーのコメント欄で、ちゅうさんから面白いものをいただきました。非常に興味深いので、改めて紹介することにしました。ちゅうさん、ありがとうございます。コメディアンのジョン・スチュアートのグリーンスパン前FRB議長へのインタビューと、これを見たマンキュー教授の感想です。 インタビューはこれ http://www.ifilm.com/episode/22807?startsWith=2896263 マンキュー教授のブログはこれ http://gregmankiw.blogspot.com/2007/09/excellent-question.html さて、郵貯銀行の件である。日銀は昨日(21日)、「行作成統計上のゆうちょ銀行等の取扱いに関するお知らせ」を発表した。こちらです。先日のエントリーで書いたように、郵貯銀行は大人用プールに入れるけど、計算上は別扱い、すな

  • 本石町日記

    日銀取材の備忘録

    Gen
    Gen 2007/01/12
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