このブログを読む人の多くはすでに気がついていると思うが、私は「ことば」(もっと正確には「物や行動の呼び方」)にとても強い思い入れがある。このブログを通じて、「床屋の満足」、「恋のブックマーク」、「ゆるコミュニケーション」などの「ことば」を流行らせようと試み続けているのもその表れだ。「ことば」の選び方ひとつで、人間の行動にまで影響を与えてしまうので気をつけなければならない。「少女売春」を「援助交際」と言い換えるだけで自分の行為を正当化してしまう女子高生が良い例だ。 今回は、私と仕事仲間の一人が、「サブロク」という聞き慣れない「ことば」を使っているのに気がついたのですかさずチェック。前後の脈絡から理解できたのだが、彼はマイクロソフトの次世代ゲーム端末、Xbox360をそう呼んだのである。「エックスボックス・スリー・シックティ」と呼ぶのは明らかに長すぎて舌を噛みそうだし、単に「エックスボックス」