New York Timesが日本の理系離れによる技術者不足について記事を掲載しています(本家議論、毎日新聞記事)。80年代以降続いている理系離れによって技術者不足が進行、出生率の低下や日本企業の外国人雇用に対する消極的な態勢もあり、今後人材確保はさらに難しくなっていくと予測します。戦後の祖父母や両親の時代を知らず、豊かな社会で育った若者は、より金銭的報酬の高い職業や、より良い待遇の職業を求める傾向があり、理系離れに拍車がかかっているとのこと。すでにデジタル技術業界では50万人の人材不足に陥っているという試算もあります。 理系離れに繋がる技術職の社会的地位の低さは待遇にも表われていると思いますが、本家コメントにもあるように、技術に精通している者に対するマネージメント層のリスペクトの低さにもそれを切に感じます。