米国のコンサルティング会社「HayGroup」が世界各国で実施した「社員の意識調査」で、中国人社員の仕事に対する意欲の高さはわずか51%にとどまり、世界平均を15ポイントも下回っていたことが分かったという(レコードチャイナ)。 社員の職業意識が最も高かったのは南米で、仕事に対する意欲の高さは74%に上った。一方、最も低かったのはアジア地域で、仕事に対する意欲の高さは63%。中国は経済発展が著しいBRICs4カ国(中国、ブラジル、ロシア、インド)の中でも最低だったという。ちなみにBRICs4カ国の中で最も意欲が高かったのはブラジルで、73%という結果だったという。 この結果に対し、ヘイグループ東北地区の陳王韋(チェン・ウェイ)総裁は、「社会が劇的に変化する中で貧富の差がどんどん拡大、価値観の多様化も進み、社会全体が混沌としている。こうした状態が社員のやる気を低下させているのではないか。会社側