ガリラヤ公(またはティベリアス公)タンクレーディ(タンクレッドとも、Tancredi, イタリア語: Tancredi, フランス語: Tancrède、1072/6年 - 1112年12月5/12日)は、第1回十字軍における重要人物、最強の騎士のひとり、ゴドフロワ・ド・ブイヨンの腹心として知られる。 十字軍の遠征に参加した南イタリアのノルマン人諸侯のひとりで、後にはアンティオキア公国の摂政やガリラヤ公国の領主にもなり、レバントに成立した十字軍国家の初期の重要人物となった。 出生[編集] タンクレードは善良侯オドン(Oddone di Bonmarchis)とオートヴィルのエマの間に生まれた。弟にグリエルモがいる。エマは南イタリアを征服しオートヴィル朝シチリア王国(ノルマン朝)を創始したロベルト・イル・グイスカルドとその最初の妻アルベラダ(Alberada)との間に生まれた娘である。二人の
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