2010年03月16日 ハリーポッターの静山社が「買い切り」に死んでもこだわる理由。 ベストセラーの怖さとは。「書店の発注が水膨れする」ワケ Tweet 予想外に長くなった話。なんとか今日は着地させたい。 うーん。どこまで書いたっけ。 そう、「もし返本制度がないとどうなるか」からだった。 当然書店では売れ残りのリスクを負いたくないから、「売れる本しか仕入れたくない」となる。つまり一部の評価の定まったベストセラー作家の本や流行の話題を追ったもの以外の書籍は、仕入れを減らす方向に行くだろう。 つまり、コンビニのラーメン棚と同じよ。定番カップヌードル以外は新商品だけ、みたいな「売り場効率命」になっちゃう。 結果として、書店にこれだけ多種多様な書籍が並ばなくなる。 売れそうもない本とか(たとえば詩集とかね)新人作家の本、専門書などは置いてもらえないせいで出版自体が減るだろう。部数が減るんで異常に高