前原誠司が記者会見から産経新聞の記者を締め出した件だが、やられたのが産経だからといって肯定されて良いものではないだろう。 前原誠司の行動から私がすぐ連想したのは1972年に佐藤栄作が総理大臣を辞める時の記者会見で新聞記者を締め出した一件だった。テレビドラマ(TBSテレビ『運命の人』)ではナベツネもとい読日新聞の山辺一雄が抗議したことになっていたが、これは事実ではあるまい。数年前に現毎日新聞主筆の岸井成格が佐藤に抗議したのは自分だと言っていたように記憶するが、本当に記者会見からの退出の首謀者が岸井だったかどうか、これも事実か否かさだかではない。 ただ、佐藤の行為は当時すべての新聞が非難したはずだ。 前原の行為は佐藤を思い出させる、というのは某所で書いたのだが、朝日新聞の社説*1にも出ていた。しまった、昨日当ダイアリーに書いておけば良かったと思った次第。 前原を手厳しく批判した朝日新聞の社説は