吉田昌郎・東電福島第一原発元所長の死去をきっかけに、安倍晋三が虚言を引っ込めなかった件が蒸し返されているようだ。たとえば昨年3月に書かれた下記のブログ記事が改めて注目されている。 菅首相指示による海水注入中断という安倍晋三の虚言 - トムジィの日常雑記(ダイアリー版)(2012年3月9日)より。 菅元首相の原発対応パッシングのおそらく基になったのが、例の3月12日の福島第一原発1号機への海水注入中断の件だ。それが後の調査や報道ではまったくのデタラメであり、菅元首相からそうした指示が出たこともなく、また実際に海水注入中断が行われていないことも明らかになった。 それでは誰がこのガセネタを流したのか。幾つかの報道を読み取っていくと、そのニュースソースが自民党の元首相である安倍晋三のサイトにあることが明らかになっている。いわば民主党政権への対抗勢力であり、菅直人の政敵でもある自民党の有力政治家が、