先週書いた 産経世論調査を巡る毎日との批判合戦で産経が「自爆」(笑) - kojitakenの日記 で、私は意識して「統計」という言葉を使わなかった。記事内でを検索していただければすぐに確認できるが、記事中に「統計」という言葉は、毎日新聞の平田崇浩氏が書いた記事の引用部分にしか含まれていない。私は単に、産経新聞が標本数34の回答数を、小数点以下1桁を含むパーセンテージで表記したことを笑いものにしただけである。つまり、サンプル調査の誤差がどうこう、といった七面倒くさい話以前の問題だろう、と暗に言ったわけである。 その記事について、産経世論調査を笑う前に(2015年10月4日)が、 毎日新聞・平田崇浩氏が恐らく「意義」を「有意性」と書き間違えて産経新聞の記事への批判を行い、産経新聞・酒井充氏もポイントの掴みづらい反論を行い、そしてブログ主のkojitaken氏が、統計的な有意性が何かを理解しな
この日記でも二度にわたって取り上げた*1 *2、産経と毎日の世論調査をめぐるバトルに関して、その後も論争の当事者である毎日新聞に記事がいくつか出ているようだ。 http://mainichi.jp/shimen/news/20151012ddm004010068000c.html 安保関連法と世論調査:賛否で国論二分、内閣支持率と相関 菅原琢・東京大客員研究員の話 ◇見識を深める契機に 菅原琢・東京大客員研究員(政治過程論、現代日本政治) 安保法制やデモに関して特定の結論に誘導するような世論調査報道が散見された。世論は複雑であいまいなため、政策を肯定的に説明して質問するか、回答を賛否2択にするか、別の選択肢を加え3択にするかで意見分布は大きく変わりうる。一つの方法によって得たデータをもとに、世論の傾向を結論付ける報道は危うい。 デモについての世論調査を巡って、産経新聞と毎日新聞の論争があっ
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