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このブログは,研究者丸山一平が作製しているものです。 このブログの内容は,私的な立場からのメッセージであるとともに,備忘録も兼ねています。 名古屋大学では、来年度、おそらくエルゼビア社との包括提携を解約します。大学人にとっては常識ですが、エルゼビア社というのは、さまざまな学術論文を抱える大手出版社です。 昔、論文は各種の学会が運営も研究者によるボランティアがによって行なって、ピアレビューをおこなって、論文集を発行していました。PCも発達しておらず、実験環境もたくさんの人でと予算が必要で、論文に必要なデータを集める戦略にも半年もかけるような時代にあって、論文集というのは一つ一つの珠玉の作品でした。 より研究が細分化され、高度化され、しかも、予算が伴った時に大量に生産されるようになった時代において、研究者のボランティア・スピリットは、崩れてしまいました。とはいっても、今でも研究者は来た論文は査
lessorの日記:コピペどころじゃない これまで一度も文章を自分に見せてこなかった学生(論文の章立てさえ何度言っても出さなかった)にきつく注意をしたところ、ついに2000字あまりの原稿が送られてきた。添付ファイルではなく、メール本文として。 間違いなく自分の言葉で書かれている。コピペはおそらく一ヶ所もないだろう。ただし、そのために最初から最後まで日本語表現が完全に破綻している。 上記のエントリーを読んで、「やべっ!」と青ざめた学生さんはたぶんちゃんと卒業論文書ける。「しょうがないだろう」と思った学生さんは、就職したあと上司に鬼のように叱られればよい。 ちゃんとした説明文を書いたことない人は、いきなり長文を書いても指導する方の負担がバカでかいし、非効率になりがちなので、ステップバイステップで論文を構成していった方が良い。 まずは、指導教員の血圧をガリッとあげる「書式がでたらめ」についてなぜ
いろいろ書きたいことがある。が、学生の卒論指導は着実に進めなければならない。 これまで一度も文章を自分に見せてこなかった学生(論文の章立てさえ何度言っても出さなかった)にきつく注意をしたところ、ついに2000字あまりの原稿が送られてきた。添付ファイルではなく、メール本文として。 間違いなく自分の言葉で書かれている。コピペはおそらく一ヶ所もないだろう。ただし、そのために最初から最後まで日本語表現が完全に破綻している。 本当に大学4回生が書いた文章なのだろうか・・・。大げさではなく、国語が苦手な小学生が書いたと言われてもたぶん多くの人が信じられる。ちょっと漢字が多いかな、ぐらいで。一文を書き始めたときの主語を、書き終わる頃には忘れているのだろうか。学童保育所に支援で通っていたときに低学年の子どもからもらった手紙と互角のレベルである。本当に誇張しているわけではないのだ。ちょっと信じがたい。 もち
昨日行きそびれたので今日健康診断に。前日に少し飲んでしまっているのだが、再検査になるだろうか……。 最近学生室がうるさいようで、今日も研究会のときなかなか学生が静かにならなかったので、松本先生が学生たちを注意。松本先生が怒っているの見るの入学してから2回目くらいなのだけど、確かにこの4月になってからうるさくなった。 研究の話を横で聞いていて耳学問で詳しくなることもあるし、和気藹々としていて雰囲気がいいのも快適な研究室だと思うので、話すことを全く否定するものではないのだが、むしろありがちなのは一部の人が毎日長時間大きな声で喋っていて(前も書いたことあるが、ときどきとか、短い時間とか、小さな声とか、それぞれ配慮があるといいのだが、そういう配慮に欠ける人もいるのである)、逆に会話に参加していない人との間で雰囲気が殺伐とする、という状況なので、ある程度節度は守ってほしいと思う。 学生室がうるさいの
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