米Amazon.com 米New York Timesによれば、1月31日(現地時間)、米Amazon.comが出版社らとの交渉の末に、ついに電子ブックの販売単価引き上げに応じたという。同社はKindle向けの電子ブック販売にあたり、9.99ドルという上限価格を設定している。これは新刊などでも一律で適用されるため、可能な限り話題のあるうちに利益を上げたい出版社らのハードカバー本のみでの提供を行うなどの抵抗につながっていた。 NYTの報道によれば、Amazon.comは1月29日に大手出版社の米Macmillanの書籍数千点から「Buy」ボタンを一斉撤去した。これには数々のハードカバーのベストセラーのほか、Kindle向けのデジタル版も含まれている。その理由は、Macmillan側が同社ハードカバー本を中心にデジタル版料金引き上げを表明したことを受けたもので、Amazon.comでは顧客向け
ついにその姿を現した、Appleのタブレット端末「iPad」。そのハードウェアスペックも話題だが、世間の耳目は同梱の電子書籍ビューア「iBooks」に集まっている。今回は、iBooksにも採用されている電子書籍フォーマット「EPUB」について解説したい。 制定までの経緯 EPUBは、米国で電子書籍の標準化を進める団体「International Digital Publishing Forum」(IDPF)が制定した、電子書籍のための文書フォーマット。IDPFの前身であるOpen eBookフォーラムが制定した「Open eBook Publication Structure」の後継規格に位置付けられ、2007年9月に公開されている。 規格化の背景には、独占的(プロプライエタリ)な技術を排したいというIDPF加盟企業の思惑がある。XML/XHTMLというオープンなフォーマットを採用すること
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