ブラジル・サンパウロ(Sao Paulo)で開催された展覧会「Brain: a world inside your head(脳―頭の中の世界)」に展示された人間の脳の標本(2009年8月21日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/Mauricio LIMA 【6月21日 AFP】人間の脳の超高解像度3Dデジタルモデルを作成したとの論文を、ドイツとカナダの共同研究チームが20日、米科学誌サイエンス(Science)に発表した。これほど詳細なモデルは世界初だという。アルツハイマー病からパーキンソン病にいたるあらゆる病気や障害を研究する科学者に対し、新たな視点を提供することを目的にしているという。 研究チームは、死亡した65歳の女性の脳を20ミクロメーターの厚さに注意深くスライスして7400個の断片に分け、それらの断片をスライドに乗せて着色し、細胞の形がはっきりしたら高解像度スキャナー
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