GPSナビゲーション機器のパイオニアとして知られる「ガーミン(Garmin)」を、1989年にミン・カオ(高民環)と共に共同創業したゲイリー・バレルが6月12日に死去した。81歳だった。 「ゲイリー・バレルは30年以上に渡る私の友人であり、メンターだった」と、ガーミンのエグゼクティブチェアマンを務めるカオは声明で述べた。 「バレルが提示したビジョンや顧客に対するコミットメントが、ガーミンの基盤になり、当社を成功に導いた。彼の業績を讃えたい」とカオは記した。 バレルは2002年にはガーミンの共同CEOに退き、2004年から共同チェアマンを務めていた。バレルの保有資産は2014年時点では14億ドルを超えていた。その後、彼は2016年にガーミンの株式の大半を妻と子供たちや慈善基金に譲ったため、ビリオネアランキングからは消えていた。 バレルは1980年代初頭に、航空エンジニアリング企業のAllie
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