オリンパスから映像事業が切り離されて「OMデジタルソリューションズ」(OMDS)という別の会社になって初めてのカメラは「E-P7」だったが、これはまだ別会社になったばかりで内容もデザインも「OMDS初のカメラ」という感じではなかった。 実質的にはこれだといっていいだろう。 フラッグシップ機「OM-1」である。もうネーミングからして(50年前に出たカメラと同じってのはまぎらわしくはあるのだが)これからの主力機だ、という気合いを感じる。 ファインダー部のロゴが「OLYMPUS」のままなのでマイナーチェンジっぽく見えるかもしれないが、中身は大きく進化してるのだ。 大きく分けてポイントは3つ。 1つはボディ。基本操作系は継承しつつ全体にリニューアルされている。