2月8日、Debianのテクニカルコミッティはひとつの決断を下した。チェアマンのBdale Garbee氏が開発者メーリングリストに投稿した内容によれば、Debianのデフォルトのinitシステムとしてsystemdを採用することが決定した。投稿を見ると、委員の間ではsystemd派とUpstart派に分かれて白熱した議論が展開されたらしい。最初の投票結果は4票対4票、まったく五分の戦いだったが、結果としてGarbee氏の後押しが影響しsystemdに落ち着いた。 call for votes on default Linux init system for jessie --debian-ctte 現在のLinuxディストリビューション開発では、initにsystemdを採用する流れが強く、Fedora/Red Hat、openSUSEなども最新バージョンではsystemdを選んでいる。
![2014年2月14日 問題の核心はinitにあらず ─Ubuntuの孤立 | gihyo.jp](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d2957d610e5415ff74ea7a24142063a3cdada857/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgihyo.jp%2Fassets%2Fimages%2FICON%2F2022%2F1897_linux_daily_new.png)