インテルが2008年11月に発表した新CPU「Core i7」シリーズ。これまでの「Core 2」シリーズとは内部構造が大きく変わり、高い処理性能を実現した。技術的な特徴は以前の記事で詳しく解説しているので、そちらを参照してほしい。ここでは追加情報として、Core i7がどれほど速いのかをCore 2シリーズなどと比較してみたい。 テスト環境 テストに使用したのは、デルのミニタワー型デスクトップパソコン「Studio XPS」。BTO(受注生産方式)でCPUにCore i7 920(2.66GHz)かCore i7 940(2.93GHz)が選べる上位シリーズだ。今回使用したテスト機の基本スペックは以下の通り。 CPU:Core i7 940(2.93GHz) チップセット:X58 Express メモリー:3GB DDR3-SDRAM(1GB×3のトリプルチャンネル構成) HDD:500
発売中 価格:オープンプライス マウスコンピューターのネットブックは、「LuvBook U100」があったが、第二弾として「LB-G1000」が追加された。OEM元は公開されていないが、仕様などから台湾ECSの製品と推定される。 スペックは、CPUにAtom N270(1.60GHz)、メモリ1GB、Intel 945GSE Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、160GB HDD、1,024×600ドット(WSVGA)表示対応10.2型ワイド液晶、OSにWindows XP Home Edition(SP3)といわゆるネットブックな構成だ。インターフェイスにはSDカード/MMC/メモリースティック(PRO)対応スロット、USB 2.0×3、D-Sub15ピン、Ethernet、無線LAN、130万画素Webカメラがある。 ASUS「Eee PC S101」の登場で激戦区入りした1
発売中 価格:89,800~99,800円 デルのAtom搭載ネットブック「Inspiron Mini 9」登場からまだあまり時間は経過していないが、Inspiron Miniシリーズの新モデルとなる「Inspiron Mini 12」が新たに登場した。ただInspiron Mini 12は、一般的なAtom搭載ネットブックとは異なり、低価格モバイルノートという位置付けがなされている点が興味深い。今回、Inspiron Mini 12を試用する機会を得たので、ネットブックとどのように異なる製品に仕上がっているのか、見ていくことにしよう。 ●大きく、薄く、軽い Inspiron Mini 12を、まずひと目見て感じた印象は、かなり大きいな、というものだった。フットプリントは、299×229mm(幅×奥行き)と、Inspiron Mini 9の225×175.5mm(同)と比較してふた回りほど
小さくて安いがゆえの制約 2008年夏のヒット商品の1つがミニノートPCであることに異論のあるユーザーはいないだろう。その主流となっているのは、インテルのAtomを搭載した製品で、インテルはそのようなモデルをNetbookと呼ぶ。本来は新興国向けの安価なノートPCを目指した製品だったが、コスト削減のために小型の液晶ディスプレイを採用した結果、ノートPCとしても小さくて比較的軽量に仕上がった。それが持ち運びの容易なセカンドPCとして、先進国でも多くのユーザーに受け入れられたようだ。 こういう経緯があったため、Atomの登場と合わせてリリースされたミニノートPCの多くは7型級の小型液晶ディスプレイを採用していた。これらはカーナビゲーションシステム機器などで使われていたパネルで、数量が出る関係もあって安価に調達できる。上述のように小型のディスプレイは、システムとしての小型化や軽量化にも寄与する。
6月末以降 価格:未定 各社からリリースが相次ぐミニノートの1つとして、以前より噂が出ていたMSIの新製品「Wind Notebook U100」を評価する機会を得たので、ここにファーストインプレッションをお届けする。 なお、本稿執筆時は正式発表前のため、製品に関する情報が限定的になっている。掲載時にはCOMPUTEXで台湾における製品発表が予定されており、何らかの追加情報があるかもしれないので、別途参照していただきたい。また、評価機のキーボードは英語配列になっているが、国内製品版では日本語配列となる。なお国内では、6月末以降の発売を予定しており、価格は未定となっている。 ●Diamondvilleを採用 まず、本製品のスペックだが、CPUには「Diamondville」(ダイヤモンドビル)コアのAtom 1.6GHzを採用している。これは以前に紹介したデスクトップの「Wind PC」と同
HP 2133 Mini-Note PCハイパフォーマンスモデル 速報レポート ~VIA配布の最新ドライバ導入でパフォーマンスが向上 6月30日 発売 発表直後から大いに注目を集め、問い合わせの多さから発売が延期されていた、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)の「HP 2133 Mini-Note PC」が、6月30日に販売開始となった。PC Watch編集部で予約開始と同時に発注をかけていた製品も無事到着したので、速報版としてパッケージ内容や製品の仕様などを簡単に紹介していこう。詳細な使用感などは、後日詳しく紹介する予定だ。 ●本体に、ACアダプタと2種類のバッテリを同梱 今回編集部で購入したのは、上位となる「HP 2133 Mini-Note PC ハイパフォーマンスモデル」だ。製品パッケージは、本体サイズが小さいこともあって比較的コンパクトで、重量も軽い。パッケージ表面にVIA
新たな省電力CPUの登場などもあり、製品発表が各社から相次いでいる低価格ミニノート。DIYユーザーにはお馴染みのMSIからも、「Wind Notebook」というブランドで同ジャンルへの製品投入が開始されることが明らかになった。そのWind Notebookから、10型液晶を搭載する「Wind Notebook U100」を拝借できたため、使い勝手や性能などを試してみたいと思う。 「Wind Notebook U100」 まずは周辺情報から。そもそも、最近の低価格ミニノートで最も気になる"国内で購入可能なのかどうか"についてだが、エムエスアイコンピュータジャパンによれば、6月末から7月上旬を目処に国内店舗での販売を開始する予定だとか。販売価格はまだ明確ではないものの、おそらくは「Eee PC」などを意識した低価格が実現するものと考えられる。詳細は追って発表されるだろうが、"
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