侮辱的な言葉で自尊心を攻撃する毒親 ------------------------------------------------------------------ スーザン・フォワード『毒になる親』より 五章 残酷な言葉で傷つける親 肉体的な暴力でなければ暴力ではないと考える人は多いが、それは正しくない。言葉による暴力はそれと同じくらい、時にはそれ以上に人を傷つける力を持っている。特に、親による侮辱的なののしり、はずかしめ、バカにした言葉などは、子供の心を著しく傷つけ、将来の心の発育に劇的な悪影響を及ぼす。ある時、私にこう言った人がいた。 「ひどい言葉で傷つけられるのよりは、ぶたれるほうがまだましですよ。ぶたれた痕が残っていれば、少なくともみなが同情してくれる。言葉で傷つけられた場合には外から傷が見えないでしょう。体の傷は心の傷よりずっと早く治りますよ」 従来、子供のしつけと