昔からの取り柄は、サボらず、コツコツとやることでした。 小学校から「皆勤賞」。ほかの人がどうしていようが、勉強に打ち込みました。 “100点を取るのが当たり前” 医学部に入り、自分に厳しくするのには慣れていました。 卒業後の2年間の初期研修は、つらいこともありましたが、同期と飲みに行ったりしてやりすごしながら、いろんな診療科で学びました。 このとき出会った先輩の姿に憧れて、3年目からは、心臓と血管の病気を専門にする「循環器内科」を目指すことにしました。 研修の最後の頃、同期と一緒に参加した催しで、こんな目標を書きました。 「一人前の医師になる」