東京大学と日立製作所は2013年8月6日、共同開発中の「超高速データベースエンジン」が、フラッシュストレージ環境において、従来型のデータベースエンジン比で約100倍のデータ検索処理性能を達成したと発表した。 HDD構成のストレージ環境で実績を上げてきた超高速データベースエンジンが、フラッシュストレージにも有効であることが確認できたという。性能検証には、日立のストレージ「Hitachi Unified Storage VM」に、同社のフラッシュモジュール「Hitachi Accelerated Flash(HAF)」を搭載して用いた。 超高速データベースエンジンの共同開発は、内閣府最先端研究開発支援プログラム「超巨大データベース時代に向けた最高速データベースエンジンの開発と当該エンジンを核とする戦略的社会サービスの実証・評価」(中心研究者:喜連川優 東大教授/国立情報学研究所所長、実施期間:
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