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ブックマーク / biz-journal.jp (2)

  • ニコンの憂鬱 カメラ市場縮小深刻化で、医療事業参入に巨額投資、市場から厳しい評価

    ニコンは6月17日、2017年3月期に売上高1兆2000億円(14年3月期実績9805億円)、営業利益1100億円(同629億円)などの数値目標を掲げた新中期経営計画を発表した。主力のカメラ事業の売り上げと営業利益をほぼ現状維持で確保する一方、新規事業の育成や産業機器事業の強化で成長を図るというのが骨子。特に新規事業については、新規参入の医療事業を中心に新中計期間中の3年間に約2000億円を投資し、M&A(合併・買収)を軸に医療事業をゼロベースから立ち上げ、17年3月期に売上高1300億円、営業利益40億円を目指すという大胆な計画。都内で開催した新中計説明会で、牛田一雄社長(説明会時は副社長)は「近い将来、医療事業は売上高2000億円規模に育てたい」と自信を示した。 医療事業に新規参入する理由として、牛田社長は「医療市場にはまだまだソリューション提供が不十分な分野が多い。そうした分野に当社

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  • 神戸ハーバーランドはなぜ失敗したのか? 一体的都市計画を無視した土地開発の末路

    どんなに売り上げを誇る流通店舗がテナント入居しても、絶対に成功しない好立地――。これが「神戸ハーバーランド地区」だろう。かつて貨物駅だった国鉄(現JR)湊川駅周辺跡地を、神戸市行政主導で再開発、10年の歳月を費やし、街開きはバブル経済も終焉を迎えた1992年。流通店舗の目玉だったのが西武百貨店の神戸西武だ。 神戸西武のテナント入居は、当時、神戸市民の間に、不思議な自信と活気をもたらしたものだ。西武百貨店が関東に基盤を置く企業であることから、神戸は大阪を上回る関西一の都市へと成長したかに錯覚したことによる。 だが、神戸西武は、ハーバーランド出店からわずか2年で業績不振により撤退。一見、好条件に見える立地も、その実は、集客不利な悪条件が重なっていたところが大きい。 ●集客を阻む国道2号線と阪神高速道路 冷静にその立地をひもとくと、いかに集客が難しいかがわかる。JR神戸駅近くとはいえ、駅とハーバ

    神戸ハーバーランドはなぜ失敗したのか? 一体的都市計画を無視した土地開発の末路
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