大変立派な法曹関係者も数多いが、これでは給費制への支持は得られない。 「国民の権利の守り手危うくする」 司法修習給費制廃止で緊急シンポ 日本弁護士連合会会長で、同会司法修習費用給費制維持緊急対策本部本部長として活動する宇都宮健児弁護士が「給費制の維持を!~若い人の夢や志を奪うな!~」と題し講演しました。 「若い人の夢や志」を問題にするなら、その対象を平均的に資力にも能力にも恵まれた司法修習生に限る必要はない。ましてや、その全員に給付する根拠にはならない。 宇都宮氏は、多重債務者の債務額を上回る奨学金を返済している弁護士が多くいる現状を紹介 多重債務者の債務額を上回るローン(※)を抱えている事自体は問題ではない。一般的な体重債務者と司法修習生の返済能力は大きく異なる。 (※)貸与なので奨学金と呼ぶのは不適切だ。 「弁護士になってからも貸与金返済のために仕事を選ばざるを得なくなる」と貸与制の問