シェルやコマンドは繰り返し使うことで手に馴染む、まさに道具のような存在なのだが、不慣れな人には「こういう場面でこれを使う」というシチュエーションを示したほうが理解しやすいはず。シリーズ4回目となる今回だがネタの在庫はまだ豊富、「機能逆引き」の流儀に従いOS Xに標準装備されているコマンドのみを頼りに"知ってトクする使い方"を紹介してみよう。 現時点のディスクサイズと空き容量をリストアップする 内蔵・外付けを問わず、Macで使うディスクの容量を調べるときには、Finderの「情報」ウインドウを使うことがOS Xのお約束。Finderでルートフォルダ(ツールバーにマシン名が表示された状態)を表示すれば、ディスクの使用領域は表示されるが、容量そのものと空き容量は表示できない。 そもそもどれだけの容量があるのか、あとどれだけ使えるかを知りたいときには、面倒でもディスク1つ1つに対しCommand-