昨日、「笑っていいとも!増刊号」を見ていましたら、幕末の傑物、大村益次郎の子孫の方が出演されて、 「この人が誰の子孫か?」 を、当てるというクイズをやっていました。 子供の頃に見た、大河ドラマ「花神」の影響や、理系人間であることもあり、幕末の人物の中では、大村益次郎が一番好きなので、すぐに答えがわかりましたが、龍馬や、桂にくらべて知名度が低いことは私にもわかりましたので 「たぶん当たらないだろうナ!」 と思っておりましたが、やはり正答は少ないものでした。 しかし、「大村益次郎の子孫を出して、面白味がある」と、民放バラエティ番組の人間が判断したところを見ると、それほど知名度が低いわけではないのかもしれない?・・・という疑問がわきました。 で、ご質問は以下の2つです。 1)大村益次郎の知名度は、世代別、戦前・戦後、理系・文系?等、各階層でどのような傾向があると想像されますか? 2)番組中、プロ
戦略と戦術に優れていたからです。ついでに、兵制といった軍政面でも優れていました。 大村は、戦いのプロである武士出身ではなく百姓医出身ですので、幼少から軍事の教育を受けることなどありませんでした。 彼の軍事知識は、蘭書の翻訳作業によっています。 当時の外国本の翻訳というのは今とは違いとても大変な作業で、造語を作るだけでなく想像力も要求されるものでした。 大村が天才であったのは、翻訳の知識をもって実戦でも十分に通用する軍事能力を持ったことです。例えば、野球の解説書を読んだところで名監督やコーチにはなれないように、本で得た知識だけで実際の戦いを構想できるというのは特殊な能力なようです。 いや、正確には、大村にはもともと軍事の才能があった上で西洋の軍事知識を得たことで、それを実際に発揮できるだけの素養を手に入れたというべきでしょう。 「花神」で司馬遼太郎も書いていますが、軍事的天才というのは誰に宿
最近、インドの頭脳パワーの脅威というものがジャーナリズムの中でも語られることが多くなってきています。とにかくインドは現在、国を挙げて科学技術教育に邁進しており、ソフトの開発能力などではすでに日本も太刀打ちできないレベルにあって、そのうえあの人口なのですから、それを前にして一体日本はどうすれば良いのかと狼狽するのも、むしろ当然のことでしょう。、 大体中国に対してさえ有効な対策が見つからなかったところへもってきて、その上インドが現れるとなると、もう方策を考えること自体諦めムードといった感じで、政府としても、高校生の科学技術教育レベルを上げようというぐらいしか当面の対策が思いつかず、そしてこれがまた高校生の理系離れを食い止める段階ですでに苦戦している有様です。 しかしまだ希望はありうるのではないか、というのがここでの話で、そしてここで注目するのが、日本の歴史の中には実は「理数系の頭脳をもつサムラ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く