増田で『老子』もしくは『魏書』を引いている投稿があったので、久しぶりに『老子』の原文に触れた。 「大器晩成」っていつも疑問で、漢代以降の「大人物(あるいは大事業)は時間をかけて完成するのだ」的な解釈でもいいんだけどさ。 最近、古い文字資料が出てきて「大器免成」と書かれてて、「大器」は成立することを免れる、だから成立しないのだ、なんて逆の解釈することもある。 この新解釈は耳目を引きがちだが、それゆえに、取ってつけたような印象を受ける。 老子の原文、「大器晩成」がある辺りはおんなじような文構成になっている。 明道若昧。進道若退。夷道若纇。上徳若谷。大白若辱。廣徳若不足。建徳若偸。質眞若渝。大方無隅。大器晩成。大音希聲。大象無形。 明るい道は暗きがごとし。 道を進んでいるようで退いている。 高い徳は谷のように深く。 大いに白いものは辱(よご)れているように見え、 広い徳は、足りていないように見え
なのでどなたか紹介してください。 ネタバレでもかまいません。むしろネタバレ見て面白そうなら借りてくるすらある。 知ってるやつ『グッバイ、レーニン!』 超好き。年3回は観てる。自分の中ではオールタイムベストに入る。嘘だけでなく共犯関係要素にも弱い。お母さんが……ぁあー!! 『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』 これも好き。改心パターンは嘘自体を否定されるから微妙だけど、それを差し引いても! 親友っぽさが! 『ビッグ・フィッシュ』 前半ダレてんなーと思ったけど後半の畳み掛けは素晴らしかった。嘘から出たまことパターンも好き。 『ユージュアル・サスペクツ』 これはあんまりハマらなかった…。前半をぼんやり見すぎて主人公に肩入れできなかったせいかも。 『僕らのミライへ逆回転!』 嘘の映画を作る話なので。すっごい好き。おもしろうてやがてかなしき。あと邦題つけたやつ死ね。 『ライフ・イズ・ビューティフル
新聞で読んだ、東芝の半導体事業売却に関連するルポルタージュ。 東芝半導体部門「なぜ俺たちが」(ルポ迫真) http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ20HR2_Q7A220C1EA1000/ 勤続20年を超える40代の技術者は高さ50メートルの巨大な工場建屋を仰ぎ、つぶやいた。「なぜ俺たちが売られるんだろう」 いやいやいやいや、売れる値が付くのがあなた達の事業だけだからですよ。誇りに思っていいことですから! 以前に勤めていた外資系テクノロジースタートアップが業績不振になり、US本社の事業だけが売却され、自分のいる日本法人はそのまま取り残されるということがあった。 この記事を読んで当時の自分の気持ちを思い出した。 「なぜ俺たちも一緒に売ってくれないんだよ」
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