先週金曜日朝、商品相場の大暴落を受けて米国相場が大きく下がった(米国木曜日)。この流れが続くという見方を書いた。 その後、金、月、火と上昇が続き、やや不思議だったが、昨日は改めて暴落となった。昨日の暴落が意味があるのは、商品相場が大きく下落し、ユーロも大幅下落した中で株価が下落したからだ。 やはり転換点を迎えた可能性が高いと思う。 先週金曜日の米国雇用統計は驚くほど予想外に良かった。そして、ダウは一時170ドルも上昇した。しかし、結局50ドル程度の上昇に終わった。これはかなり悪い。雇用統計のサプライズで結果的にそれほど上がらなかっただけでなく、一旦上がったにもかかわらず下落したのは、相場が強くないことと、雇用統計は重要でないことを示している。 前述のエントリーで指摘したように、雇用統計ではなく、原油価格が重要なのだ。 この一年の上昇相場においては、そしてその前の細かい乱高下局面においても、