今回の分解結果から判断できるのは,Apple社はハードウエアの設計の出来映えや徹底的なコストダウンに,さほど気を遣っていないことである。それよりも外観のデザインやソフトウエア,ユーザー・インタフェースなど,同社が得意とする側面に力を注いだのだろう。この姿勢は,iPodやiPhoneなど同社の他の製品にも共通すると見られる。MacBook Airの不可思議な作りは,ハードウエアの細部まで手を抜かない日本的なものづくりに対する,強烈なアンチテーゼなのかもしれない。【【MacBook Air分解その5】「外は無駄なし,中身は無駄だらけ」 - モバイル - Tech-On!より引用】 これこそがまさにAppleが別の次元での勝負(=おもてなしでの勝負)を目指していることが良く分かる証拠。 ちなみに、これを見て「やはり垂直統合型の企業の方がコストが安くできるんだな」と決めつけるのは必ずしも正しくない