最近ではドキュメントも充実した感のあるKubernetesですが、実際の挙動ってどうなっているの?という部分に関しては ドキュメントを漁って読むに加えて、実際に手を動かして調べてみることでだいぶ理解が深まっていく感覚があります。 というわけで今回のテーマはKubernetesにおけるPodの名前解決はどのように動作しているのか、です。 公式ドキュメントのDNS for Services and Pods - Kubernetesを実際に手を動かしながら確認していきます。 Serviceリソースの名前解決 それでは早速シンプルな構成のk8s環境を用意して、その挙動を確認していきます。 Node: 1つ Master: 1つ 環境はGKEでも何でもいいのですが、今回はKOPSを使ってAWS上にk8s環境を用意することにしました。 Kopsでクラスタを構成すると以下の様にpodが作成されます。