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Margaret Thatcherに関するHODGEのブックマーク (2)

  • サッチャーの評価と時の運

    政治において、タイミングは極めて重要だ。だからこそ「時代の一歩先をいった」アイデアだとか「賞味期限切れ」の考えだとかいう言葉が頻繁にささやかれるのだろう。 マーガレット・サッチャーのキャリアは、まさに良いタイミングの見のようなものだった。4月8日に彼女が亡くなってからと言うもの、多くのコメンテーターが「グランサム(イギリス中東部)の料品店の娘」が英首相にまでのし上がったことの驚異を語ってみせた。 もちろんこれは大きな成果に違いないが、彼女は「一般人」でありながら高水準な公立中・高等学校に進むことができた最初の世代だった、というのも忘れてはならない。彼女は当時、多くの低所得層の生徒たちをオックスフォードやケンブリッジに初めて送りこんだ学校「グラマースクール」の1つで学んだ(こうした学校は後に廃止されたため、再び富裕層の子供が有利になった)。 サッチャーはまた、数々の特殊な状況に押されて権

  • マーガレット・サッチャー:自由の闘士

    (英エコノミスト誌 2013年4月13日号) 世界は今こそ、マーガレット・サッチャーの理念を堅持しなければならない。 「鉄の女」の異名を取ったマーガレット・サッチャー氏〔AFPBB News〕 平時にあって世界を変えたと言える政治家は、ほんの一握りしかいない。マーガレット・サッチャーは、その1人だった。 サッチャーは、自身の保守党だけでなく、英国政治全体を一変させた。民営化に対する彼女の熱意が世界的な革命を導き、圧政と闘う意志がソビエト連邦の終焉を後押しした。 ウィンストン・チャーチルは戦争に勝ったが、「~イズム」と呼ばれる主義主張を生み出すことはなかった。 サッチャリズムの質は、現状維持に反対し、自由に賭けることにあった。几帳面で将来有望な努力家だったサッチャーが、ある意味では保守主義の体現者だったことを考えると、奇妙なことだ。 サッチャリズムの質 個人に自由が与えられなければ、国が

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