2015年10月14日のブックマーク (2件)

  • 『脳はすごい』としか言いようのない『ある人工知能研究者の脳損傷体験記』 - HONZ

    自動車の追突事故。幸いなことに外傷はなく、CTスキャンなどの検査でも異常は認められなかった。しかし、さまざまな神経障害で生活に大きな支障をきたす外傷性能損傷(脳震盪症)患者となった著者・クラーク・エリオットは人工知能を専門とする大学教授。ほんとうにそんなことがあるのかと思えるほどに複雑な症状だ。つらかっただろうに、よく自らの症状をこれだけ克明に記録したものだ。 典型的な症状は、考えることができなくなったり、意思決定ができなくなったりすることだ。と聞いても、どういうことかわからないだろう。たとえば、リンゴとサラミをまな板の上に置いて切ろうとする。なんら意識することなく、どちらかから切ればいいのである。ところがエリオットにはそれができない。このことは、日常的に無意識におこなっている、と思えるようなことにも意思決定という過程がバックに必要であることを示している。 『ときに私の症状は、はなはだ滑稽

    『脳はすごい』としか言いようのない『ある人工知能研究者の脳損傷体験記』 - HONZ
    HONZ
    HONZ 2015/10/14
    光が変われば、「私」も変わる
  • 仁義なき戦い、本当の勝者は誰か? 実話系週刊誌の勢いが止まらない! - HONZ

    出版業界には「初速」という言葉があります。発売から数日、たとえば1~3日くらいの商品の動きを示す言葉で、コミックなど超売れ筋であればあるほど初日の売上が大きく出ます。そんな中、「こりゃ『ONE PIECE』のグラフか!?」とばかりに二度見をしてしまったグラフがありました。それがこちら『山口組百年の血風録』の売上データ。 怖そうなおじさん(イメージ)に「……こんなが出ているらしいぞ。“すぐに”買ってこい」と指示されて、書店を走り回るつかいっ走りの姿など、大人の事情を色々想像して、グラフを見るだけでも大変楽しめました。 さて、カタギの私でも名前くらいは知っている山口組が、大揉めに揉めています。そして、その影響は出版業界にも飛び火し「実話誌バブル」とやらが起こっているというニュースが流れてきました。今回は実話誌と日の裏社会モノ関連書籍について見ていきたいと思います。 実話誌といって名前が出て

    仁義なき戦い、本当の勝者は誰か? 実話系週刊誌の勢いが止まらない! - HONZ
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    HONZ 2015/10/14
    「実話誌バブル」到来か!