GUAM行きの飛行機で、「主任 島耕作」の最新刊を 読みました。 現在連載中の、若かりし頃の島耕作の話で、 ちょうど主任から係長へ昇進するところでした。 主任とは、管理職の一歩手前のテスト期間のようなもので、 合格した人だけが昇進できるそうです。 ここに出てきた登場人物が興味深かったのですが、 国立大学を出て初芝に入社し、 同期で一番に主任に昇進、 しかしその後なかなか管理職の係長になれず、 次々に同期に追い抜かれ、どんどん頑固な性格になり、 やがて退職してしまうという・・ その彼は、不満をよく口に出して言うのだけど、 それを自分の手で解決しようとせず、 いつも他人のせいにしていたそうです。 会社社会でよく見かける、いかにも典型的なタイプだと 思いました。 私自身もこれまで愚痴や不満の多い人の昇格を 何度か見送ったことがありますが、 もともと優秀な人ほど、そのような傾向があり、 もったいな
今朝、自分のtwitterで(http://twitter.com/susumu_fujita ) 「先に話しておかないとヘソを曲げるような上役が、 二人もいれば絶望的にスピードダウン」 と書いてたくさんの反響を得ました。 それだけ組織にストレスを感じてる人が多いのだと思います。 その一方、経営者としては常に引き算の重要性を意識すべき と感じます。 上層部に無駄に人が増えると、 その人の仕事をつくるという変な目的でプロセスが増え、 その人のラインの組織と人が多岐に及べば二乗の勢いで シンプルな話しも複雑化します。 無駄な稟議が増え、会議も増えます。 会社が小さかった頃は足し算ばかりで拡大してきて 気付かなかったことですが、 一定の規模になってから、言葉は非常に悪いですが、 誰かを外すことで水道管の詰まりが解消されたように、 一気に仕事がスムースに流れることがあります。 なんだそんな簡単なこ
ない。 いや、本当はあるけど、あえて考える前に実践、すなわち試行錯誤しかないと言いたい。 楽天の野村監督が本で「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」ということを書いていました(誰の言葉か知りませんが)。それを読んで以来いつもそう思っています。マーケティングを勉強するっていう場合、みんな勝ち戦ばかり分析してませんかね。大企業のビジネスならそういうことも必要なのかもしれませんが(本当のところ知りませんが)、零細企業にはそういうのは一切不要だと私は思います。 自分のとった戦略・戦術が正しかったかどうかは、売れたかどうか、収益があがったかどうか、判断基準はそれだけだと思います。引き出しを増やす意味で勉強は必要ですが、それを実践に移せるかどうかがより重要で、たいていの場合、尻込みしたり、後回しにしたり、いろいろ言い訳をつけて、不戦敗ってのが実態じゃないかと私は思います。もしくは売れなかっ
« 28、29日は北海道旭川で講演でーす。無料でーす!!来て下さい!! | メイン 2009年10月02日 今、書いたことのすべてを、「只只」は完璧にクリアしている。 旭川での講演用に、その日現在の最新のナガオカケンメイをキーノートにまとめ込んでいった先に、意外にも自分の中ではやや早くも「デザインと地方旅館とのあり方」について、こりゃ、頭の中を整理していかないと、まずいなと言う事となり、この時期に旅行なんてしている場合ではなかったのですが、その日現在、もっとも気になっていた宿「小屋場 只只」に飛んで行った。 もし、どこかの県のなかなか苦戦している宿があったり、もし、どこかの土地で、「自分のふる里で宿をやりたいけれど、手伝って欲しい」と言われたとしたら、押さえておきたいポイントがいくつかある。それをその人と押さえながら、絶妙な量のデザインを投入して完成させたい。それを考えた時、情報だけし
« 応援の協賛を!! | メイン 2009年09月21日 北海道のほとんどの物件には「クーラー」はない。 d design travel誌のために、北海道を車で2.5往復し、約1ヶ月間を暮らした。1ヶ月ぐらい住んだところで、北海道民になれる訳はないことはわかってはいても、やはり、1ヶ月でも暮らしてよかった。少し、ほんの少しだけ、北海道に住む人の気持ちになれたからだ。例えば、北海道に住む人にとっての「冬」の存在は、東京や雪の降らない土地にする人の感覚と違う。大自然の圧倒的なものがある。 あるギャラリーの人はこういった。「北海道の人は1年の半分はなにもしない。だから、例えば農業なんて、都会の人はやりにくればいい。半年働いて、半年は海外にでも留学する。欲張らなければ、そんなことは普通さ」と。 何もしないというのは、大げさで謙虚な感じだろうけれど、「抵抗しない」感じは、僕には新鮮な感覚だった
先週、上海に出張行ってました。 目的はもろもろあったのですが、 メインはソーシャルアプリ/ゲームに関しての中国の視察といったところでしょうか。 近々北京にもいくわけですが、 最近よく考えるコンテンツプラットフォームとコンテンツの関係に関してちょうどいくつか興味深い記事もあり、表題の件に。 有料ゲーム危機の時代 iPhoneアプリは「ゼロ化」の法則に立ち向かえるか 有料ゲーム危機の時代 Free to Play(基本プレイ無料)で収益化はできるか いくら物理的に難しくても、 コピーできるものはコピーできると考えた方がいい。 例えば上海でみた光景はiphoneの有料アプリですら電機屋さんに行けばただ同然で自分のiphoneに突っ込んでくれて、それが当たり前になっている。 iphoneもどきのようなものがものすごくたくさんあり、 (日本でいうビッグカメラみたいなちゃんとした
「町のパン屋さん」のような出版社ができないだろうかと、考えるのである。どこの町にも一軒くらいは「こだわりのパン屋」があるだろう。家族経営で、石窯で焼いた手作りパンを売っているような。宮崎駿の『魔女の宅急便』に出てくるグーチョキパン屋とか、そんな感じだ。ご主人が奥でパンを焼き、奥さんが店に立ってパンを売る。奥さんが身重になると、女の子をバイトに雇って店番を頼んだりして。 事業規模はとても小さい。売り上げも微々たるものだが、旦那と奥さんと生まれてくる子供が生活できるのなら、それで十分である。お客さんは町の住民に限定されるので、奥さんの対人会話能力が店の生命線である。うまく行けば、ただパンを売るだけではなく、地域のコミュニティセンターとして機能することもある。こうなれば、町の店舗の理想であろう。 パン屋さんでなくとも、八百屋さんでも魚屋さんでも、地域に密着した独立型店舗ならなんでもいいと思われる
※社内向けです。 一昨日の広告代理部門の終日会議は、 外部環境よりも社内の問題、 おもにスケールデメリットに焦点を絞って話し合いました。 創業来拡大し続けてきた当社の広告代理事業本部は、 現在社員数500名強、売上は全体の半分の約400億円です。 規模の拡大とともに発生する問題を早期に発見し 対処してきたつもりですが、現在はブレイクスルーすべき 壁にぶつかっていると思います。 いま私が気になっているのは、規模の大きさが故の他力本願です。 多人数の組織に属していると「自分がやらなくても誰かが・・」 みたいな安心感から、緊張感を失いがちです。 それは当社にももちろんあると思います。 しかし、それ以上に危惧しているのは、 専門部署や専門家が増えたことで、個人の成長機会が 失われているのではないかということです。 ミーティングやアポイントに大人数で、 「メディアAの専門です」 「メディアBの専門で
ごめんなさい。smashmediaのブログは削除されました。 10年に渡り、あちらこちらに書き連ねてきましたが、ご愛読いただきほんとうにありがとうございました。またリンクしてくださった方にも、心からお礼申し上げます。 以下、少し駄文を書きます。 ブログには「パーマリンク」という基本的な考え方があり、すべての発言や記事は半永久的に固定されたURLによって公開され、未来におけるアクセス権(閲覧可能性)を担保するという、じつに素敵なコンセプトなのですが、一方で古い情報が永遠に残り続けてしまうという弊害も生んでいます。 ブログというものが「ストック」であるならば、そこに書かれた内容に対して、書き手であるブログ運営者は責任をもつべきで、自らの考え方が変われば内容を更新し、状況や情報が変われば現在にあわせて修正すべきです。 でも現実問題として、そこまでさかのぼって更新や修正をできるほうが稀で、結果とし
松田雅央(まつだまさひろ):ドイツ・カールスルーエ市在住ジャーナリスト。東京都立大学工学研究科大学院修了後、1995年渡独。ドイツ及びヨーロッパの環境活動やまちづくりをテーマに、執筆、講演、研究調査、視察コーディネートを行う。記事連載「EUレポート(日本経済研究所/月報)」、「環境・エネルギー先端レポート(ドイチェ・アセット・マネジメント株式会社/月次ニュースレター)」、著書に「環境先進国ドイツの今」、「ドイツ・人が主役のまちづくり」など。ドイツ・ジャーナリスト協会(DJV)会員。公式サイト:「ドイツ環境情報のページ(http://www.umwelt.jp/)」 自転車がいつ、どこで発明されたかご存じだろうか。チェーンもペダルもない自転車のような木製の乗り物、いわば自転車の元祖が世界で初めて発表されたのは1817年7月、ドイツでのことだった。たまたま筆者が住んでいる街、カールスルーエのカ
(1)定時株主議事録 (2)取締役会議事録 特例有限での役員報酬は、取締役 の協議議事録または定時株主総会 の議事録で各人の金額記載
製本の対象となるのは、プレゼンテーション用の企画書や配付資料とは限りません。非常に重要なものが「契約書」です。薄い契約書でも、白紙の表紙をつけて割印を捺して、若いビジネス人にとっては緊張する作業でしょう。でもそれを持って顧客を訪ねれば、長い営業作業が報われる瞬間が待っているわけですから、高揚感のある仕事と言えます。仕上りを美しくしたい、というこだわりを持ってしまうところです。 しかし、契約書や、極秘の内部資料などの製本とは、「改変されていないという証明」としての製本なのだということを大前提としてわきまえておく必要があります。 契約書の製本テープ部分にしっかりと両社が割印を捺すことで成り立つ契約。これは、両社が確認しあった時点から内容が変わっていない、手を勝手に加えられていないことを保証するためにあるわけです。ということは、製本テープは割印が捺せることが欠かせません。引き締まってかっこいいか
業務契約書を作成するのに困っています。今まで 何度か作成したことがあるのですが、会社によって結構、常識って違うようで・・・。 今までは、通常、表紙(XXX業務契約書)みたいな ペろとした、表紙があり、2ページ目以降に契約文面があり、最終ページの裏面に、相手方とこちらの割り印を1箇所づつ押していたのですが(製本テープを 使用しているので)、これって表面の製本テープの ところにもいるのでしょうか? 今までは背表紙みたいなものがあったので、表面には 不要と思っていたのですが(見た目もこの表面に割り印したら格好が悪いし)・・・いきなり1ページ目、 すなわち表面に契約内容が記載されている場合は、表面にもお互いに割り印がいるのでしょうか? 多分、あっても不正解(=法的に無効)ではないと 思うのですが、何方かなにが正しいのか知っていれば教えてください。
割印を押すのはこんなとき 割印は、2部以上の契約書を作成したときに押されることが多いです。 たとえば、同じ契約書を二人で1部ずつ保管しておく場合などです。 2部の契約書にまたがって割印を押すことで、「同時に作られた同じ契約書」であることが証明できます。 他にも、 「原本(正本)」と「写し(副本)」の関連性を示すとき 「領収書」と「その控え」の関連性を示すとき 「基本契約書」と「その細則を定めた覚書」の関連性を示すとき などに割印が使われます。 割印の押し方 割印を押すときに使うハンコは、署名・押印に使った印鑑と同じでなくても良いとされています。 なので、実印を使った契約書であったとしても、割印には認印を使うことができます。 契約書とその控えに押す方法 契約書の原本と写しの関連性を示すために、書類にまたがってハンコを押します。 割印を押すときは、書類を重ねた状態でタテ・ヨコに少しずらして押し
バベルスタッフのWebページはこちらに移りました。 http://www.babelstf.co.jp/staff/column/columns/fukuro.html よろしくお願い申し上げます。
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