知識の輪の広がりがメンタルヘルスケアの基盤に この検定試験は、定期的に全国の都市で実施する「公開試験」と、企業ごとに行う「団体特別試験」の2形式を採用している。公開試験は、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の7会場で実施。今年は横浜と高松でも開催するなど、今後も全国へと拡大していきそうだ。また、団体特別試験を検討する企業も増えているという。こうした数字の伸びは、メンタルヘルスケアに関する必要性の高まりと比例しているといっていいだろう。 実際、メンタルヘルスケアの知識を高め、心の健康管理の一環としてこの検定を活用する企業は増加している。公開試験を例に取れば、受験申込数も検定スタート時から今年3月までのわずか1年半足らずで、1.5倍近くになっている。 「受験者数を増やすことは本来の目的ではないものの、うれしい数字です。これからもこの検定をメンタルヘルスへの関心を高めたり、勉強するきっか
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