24日、北朝鮮が発射した弾道ミサイルについて、岸防衛大臣は、閣議のあとの記者会見で、おととし初めて確認された新型のICBM=大陸間弾道ミサイル級で、アメリカの全土が射程に含まれる可能性があるという認識を示し「これまでとは次元の異なる深刻な脅威だ」と述べ、非難しました。 この中で岸防衛大臣は、24日、北朝鮮が発射した弾道ミサイルについて2月27日と3月5日に発射されたものと同じ型で、おととし10月の北朝鮮の軍事パレードで初めて確認された新型のICBM級だとする分析を明らかにしました。 そのうえで、今回のミサイルの最高高度が6000キロを超えたと推定されていることについて「通常の弾道と考えて単純に計算した場合は、弾頭の重さにもよるが、1万5000キロを超える射程となりうると考えている」と述べ、アメリカの東海岸を含めた全土が射程に含まれる可能性があるという認識を示しました。 岸大臣は「これまでの
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