カジノに放火 ５０人以上死亡 8月26日 17時33分 麻薬組織の撲滅に国を挙げて取り組んでいるメキシコで、繁華街のカジノに武装グループが押し入ったうえ火をつけ、５０人以上が死亡する事件があり、警察では、麻薬組織による犯行とみて捜査しています。 メキシコ北部にある第３の都市モンテレイの繁華街で、２５日、４台の車に分乗した覆面姿の武装グループがカジノに押し入り、ガソリンとみられる液体を店内にまいて放火しました。地元の州知事によりますと、この事件で店から逃げ遅れた客や従業員ら５０人以上が死亡し、多くのけが人が出ています。武装グループは犯行後、車で逃走したということです。アメリカとの国境に近いモンテレイでは、２つの大きな麻薬組織が対立しており、警察では武装グループの行動が組織的で、手口も大胆なことから、事件は麻薬組織によるものとみて捜査しています。メキシコでは麻薬組織の撲滅に向け、軍を投入するな

３キロ圏内 ２６日に初の一時帰宅 8月26日 5時18分 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、放射線量の高さなどを理由に認められていなかった、原発から３キロ圏内の双葉町と大熊町の住民の初めての一時帰宅が、事故からおよそ５か月ぶりに２６日に行われます。 原発事故を受けて立ち入りが禁止されている原発から半径２０キロ圏内の「警戒区域」では、ことし５月から住民の一時帰宅が行われてきましたが、原発から３キロ圏内の住民は放射線量の高さなどを理由に一時帰宅を認められていませんでした。こうしたなか、この地域の住民の一時帰宅を検討してきた政府は、放射線量が安定してきたことなどから実施を決め、初めての一時帰宅が事故からおよそ５か月ぶりに２６日に行われます。対象となるのは、双葉町の住民６４世帯１１９人と、大熊町にある特別養護老人ホームの入所者の家族や職員の３５人で、２６日は午前中に警戒区域外の中継地点に集合し