国会の「東京電力福島原子力発電所事故調査委員会」(黒川清委員長)は14日、東京電力の勝俣恒久会長を参考人として招致し、公開で質疑を行った。 勝俣氏は福島第一原発事故について、「反省する課題は多々ある。大変な迷惑をかけて申し訳ない」と陳謝した。 勝俣氏は、菅前首相が事故翌日に同原発を視察したことについて、「吉田昌郎所長らが対応したが、やはり吉田所長は事故の復旧に全力を尽くすのが一番大事だった」と、首相視察が事故処理の妨げになったとの認識を示した。さらに、「(所長に)電話での照会が、首相や首相補佐官からダイレクトにあった。正直芳しいものではない」と、菅前政権での首相官邸の対応に不満を述べた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く