「日本の大手サイトのアクセスが伸び悩んでいる」,「Web 2.0サービスの成長が鈍化している」---最近,こんな論調をマスメディアやブログでよく見かけるようになりました。 J-CAST ニュース : SNS最大手ミクシィ 成長神話の終焉 ラージアイ・イレブン - 大手サイトのページビュー推移比較 九段ではたらく社長のここだけの話 - alexaが伸びていないのは当たり前 メディア・パブ - Web2.0が失速?! Dave's Blog: Web2.0の次 これらのエントリでは,インターネットの視聴率サービスであるAlexa(アレクサ)でのリーチ(Reach)指標が漸減していることを根拠に,パソコンによるネット利用の減退の可能性について警鐘を鳴らしています。 Alexaは,オンライン書店米Amazon.comの子会社で,世界中のウェブサイトのアクセス数の多寡を調べ,提供しています。インター
3月14日,某IT系マスコミの記者さんとお話していて,「WebAPIの調べ方や選び方がわからない人が多い」という指摘を受けました。確かにそれはその通りだろうと思います。 これは単純に英語など母国語ではない情報にアクセスしなければならない,といった言語の壁だけではありません。現在の検索エンジンでは精度が低くてノイズだらけ,ということも指摘できるでしょう。 例えばWebAPIについて検索するのであれば,次のような機能要求を検索フォームに入力したくなります。 ・どんな分野で,何を対象に,どんな作用を及ぼしてどんな出力をするか ・どんなユーザ・インタフェースや操作性を持つか これらを入力すると,達人プログラマに問い合わせたかのようにWebAPIの検索結果を表示する――。こんな検索エンジンはまだ存在しないはずです。それ以前に,そもそも,要求自体が不確定な部分が多い場合,このような要求を利用者がすぐに
2007/03/22 マッシュアップといえば「Googleの地図が横に表示されるWebページのこと」を指すと思っている人はいないだろうか。マッシュアップという言葉は一時期ほど注目を集めなくなっているのかもしれないが、それはおそらく過小評価だ。3月21日に受賞式が行われたマッシュアップコンテストの受賞作を見ていると、マッシュアップという言葉が単なるバズワードなどではないことを改めて認識させられる。 リクルート、サン・マイクロシステムズをはじめ19の企業・団体が提供するサービスを使った開発コンテスト、「Mash up Award 2nd」は、その名称の通り、今回で2度目。応募作品数は前回の56作品に比べて108作品と倍増しており、裾野の広がりを感じさせる。応募作品は多様化しており、地図を使ったサービスの割合が下がり、独自のアイデアや斬新なインターフェイスを使ったものが増えている。 主催者の発表
Yammer is one of the most successful workplace social networks. Among other things, it's one of the platforms that reach more sectors. Similar to Twitter (but dedicated to corporate communication exclusively), Yammer is a messenger system for employees that work within the same organization. Users we'll find it to be of great assistance in their daily tasks reducing the necessity to use e-mail. A
デジタルガレージ、ぴあ、カカクコムの3社による共同出資会社であるWEB2.0(ウェブツーポイントオー)は3月15日、同社が運営する情報共有サイト「PingKing(ピングキング)」を、興味範囲の似たブロガー同士やブログ読者が連携する“ブログネットワーク”サイトとして全面的にリニューアルした。 PingKingは、ニュース記事やYouTubeの動画、ブログ記事、CDやDVDといった商品の説明ページなどのURLをユーザーが登録(ブックマーク)し、コメントを添えて他のユーザーにURL情報を知らせる情報共有サイト。 今回のリニューアルでは、自分のブログを「マイブログ」として登録することで、新しく書いたブログ記事を自動的に集約し、他のユーザーに知らせる機能を追加している。 また、ブログ記事内でリンクしているニュース記事や動画、添付写真などのコンテンツ情報から、そのブログ記事が何について語っているのか
前回ではWeb 2.0の興隆とともに,JavaScriptが多用され,使用をできないようにするととたんに,Webが使い物にならなくなる現状が,脅威を生んでいることを示した。今回は,RSSといった新しい技術や,ユーザーからの情報公開といったWeb 2.0の特徴がさらに火に油を注ぐことになることを示す。 RSS,ATOMのリーダー・ソフトなど新しいアプリケーションの台頭は,ブラウザ以外にもJavaScript実行環境が増えることにほかならない。 RSSやATOMのリーダー・ソフトは本来,最新情報のリストを表示するための仕組み。JavaScriptを解釈する必要はない。しかし多くが,Internet Explorerなど既存のソフトのコンポーネントを使用してリストを表示しているため,JavaScriptを解釈してしまうケースがある。 実際,無償で配布されているRSSリーダーのいくつかでXSSのぜ
Clipmarksというサービスがなかなかイケてます。 何をするかは、次のデモで一目瞭然。 専用のツールをインストールすると、アドレスバーの横にボタンが表示されます。クリップしたいページでこれを押すと、「クリップモード」に入り、カーソルの動きに合わせて、ページの一部がオレンジ色の四角で囲われます。そこでクリックすると、その部分がクリップされるわけです。これを繰り返して、保存のボタンをクリックすると別のウィンドウが表示されて、そこで入力したコメントやタグと一緒にクリップした内容がClipmarksのサイトに保存されます。 直感的にページの一部を切り取ることができる テキストだけでなく、タグや画像も一緒にクリップするので再現性が高い クリップしてそのままメールしたりブログに投稿したりすることができる という所が特色でしょうか。 特に、そのままブログに投稿できる機能が素晴しい。クリップしてコメン
2月 20日 at 8:00 am by デレク ファンフリート - ヤフー!は数週間前Pipes(パイプス)というサービスをローンチした。パイプスはRSSフィードのリミックスやマッシュアップを楽しく、そして簡単にすることができるGUIだ。目下のところ、パイプスはRSSのデータをインプット、アウトプットに利用するため、ソーシャルニュースへの利用はサイトのRSS機能により限られている。RSS機能が多ければ多いほどえれば、パイプスでそれらのRSSを連動させることができるのだ。そうは言っても、パイプスを使ってソーシャルニュースのRSS購読を簡素化する方法は数多くある。 一挙手一投足 メジャーなソーシャルニュースサイトならどこでもRSSフィードを活用し、ユーザー個人の投稿を追跡している。パイプスを設定するのは簡単であり、ユーザー名を入力するだけで投稿を取り込むことができる。Digg(ディグ)は唯一
昨今、Web2.0というキーワードが世間を騒がしていましたね。しかし最近は議論も大分落ち着いてきたように思えます。そこで今回はWeb2.0後の時代を考えさせてくれるマップをご紹介。 Radar NetworksのNova Spivackさんが、Web4.0までのトレンドをロードマップで紹介してくれています。ご参考までにいかがでしょうか。 こちら(↓)(クリックで拡大します) SpivackさんによるとWeb3.0がセマンティックウェブ、Web4.0がWebOSの時代だそうです。内容については色々議論の余地はありますが、たたき台としては良いかも知れませんね。 このように今後のトレンドを考えるのは頭の体操として面白いかも知れません。思わぬビジネスアイデアが思い浮かぶかも。みなさんにとってのWeb3.0とそれ以降はどのような世界でしょうか。 » Web4.0までのロードマップ (画像)
Web2.0の真骨頂は「あらゆる情報の集約」。一方で、Web2.0が成功するか否かは、「Web2.0を認識しない大多数のユーザーの手に握られている」。提供側の狙いとエンドユーザーとの格差をどう考えるべきか。 雑誌、ムック、単行本、新書、文庫……、書店に並ぶあらゆる媒体でも「Web2.0」という言葉が全盛となっている。そして、多くの企業もWeb2.0のキーワードをいっときのものとは考えず、無視することができないものととらえつつある。 本稿では、エンドユーザーから見たWeb2.0の現状、そして今後Web2.0に取り組む企業の在り方を考察してみよう。 まず市場として理解しておくべきは、「Web2.0」という言葉そのものが、どれだけ認知されているかだ。先日、イプシ・マーケティング研究所が行ったネットユーザー向け調査では、その認知度は約4割という結果が出ている(関連記事)。ネットユーザーでさえ過半数
お前のロングテール論は間違ってるぞ論 的なものが、一時期あちこちに掲出さているのを読んでいろいろ思ったのだけど、資料に当たる時間が取れなくてずっとお蔵入りしていた。が、このままだと十分に資料を見て整理しきる機会を永遠に失してしまいそうなので、とりあえず思ったことをメモしておく。 「ロングテール」という言葉の定義論みたいな形では考えていない。言葉の意味は変遷するものだし、適当にいい感じのところに落ち着けばいいんだけども、論じて意義のある点、ない点というものはあると思うので、そこらへんをいくつか。 ●「ロングテールで80:20がひっくり返る」的理論はとっくに撤回されている ロングテール論は、最初「売れ筋20%の商品の売上げを、その他の商品の売上げが上回る。80:20の法則がひっくり返るぞ」というので広まったが、その数字の元は大変怪しく、1年以上前にクリス・アンダーソン自身によって訂正されている
ロングテール、ベータ版というようにして、Web2.0に関するビジネスモデルを見てきたわけですが、3つめは「オープンソース」、Web2.0のあらゆるものを支えている根幹です。 この場合のソースというのはプログラムのソースコードのことを指します。これを誰でも希望すれば見られるようにする、これが「オープンソース」です。そして、オープンソースにするということは、誰でもそのソースコードから実行ファイルなどを生成できるということ。 例えば、Windowsのソースコードは一部を除いては公開されていません。もしWindowsがすべてオープンソースであったとするならば、そのソースコードを使って無料のWindowsが作られ、誰でもそれを自由にダウンロードしてインストールすることができるようになります。しかしこうなるとマイクロソフトは儲かりません。 なのに、オープンソースはビジネスモデルであり、事実、成功してい
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「群衆の叡知」(Wisdom of Crowds)を利用し価値を創出する行為に、これまでは「これだ!」という名がついていなかった。 「ウェブ進化論」第五章「オープンソース現象とマス・コラボレーション」の中でも議論した「群衆の叡知」に関わる大きな流れを、企業や組織がこれからどう戦略的に活用していくかという話である。 ここに「Outsoucing」ならぬ「Crowdsourcing」という言葉を発明し、この言葉を広く一般に普及させるとともに、提唱者的ポジションを確保しようと企図するのが、Wired誌編集者のJeff Howeだ。 彼はまずWired誌2006年6月号に 「The Rise of Crowdsourcing」 http://www.wired.com/wired/archive/14.06/crowds.html Remember outsourcing? Sending job
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